『Radiation Age』開発中。オゾン層破壊後の世界で自ら突然変異しながら戦うターン制ストラテジー

発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第454回目は『Radiation Age』を紹介する。

本作はオゾン層の破壊を原因とした、ポストアポカリプス物のターンベース・ストラテジーゲームである。朽ちていった文明の名残と、毒々しく発達した植生とが混じりあった世界を、浅い色合いのやさしいタッチで描いている。

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舞台となるのは、オゾン層が破壊され、紫外線と宇宙線により大気圏の状態悪化が進んだ地球。人類はシェルターへと避難し地下生活を送っていたが、シェルター内の温度上昇により外界へ戻ることを余儀なくされる。いざ外に出ると、オゾン層破壊後の世界に適応した新たな生態系が地上を覆っていた。なかには何年も前にシェルターから抜け出した人々の姿もある。

通常の人間であれば直ぐにでも健康を害しかねない環境であるが、主人公の身体は遺伝子操作により外界での生活に適応できる状態にある。主人公の目的は、地下シェルターの温度上昇を招いている原因を特定し、問題を解決すること。そのためにも外界で出会う仲間たちと共に武器を取り、彼らの生命を狙う悪党やクリーチャーとの戦いの日々を送る。

戦闘中はAP(アクション・ポイント)を消費してヘックス型のマス目を移動。同じくAPを消費して敵を攻撃したり、アビリティを発動する。各操作キャラクターには筋力、機敏さ、知性、生命力、率先力(ターン毎の行動順に影響)という基本ステータス値と、固有のアビリティが振られており、その組み合わせによって狙撃手として活躍する個体や、衛生兵として支援役にまわることに適した個体などに分かれてくる。さらに彼らは、外界にさらされることで突然変異を起こし、筋力や視力の異常発達、大気汚染への免疫といった特殊効果を得ていく。

上のプリアルファ映像で描かれたキャラクターには、ヘクサゴンタイルに乗ったミニチュアフィギュアのようにアニメーションが不足しているが、製品版ではアニメーションが追加されるとのことだ。またメインミッションとサイドミッションには複数のクリア方法が用意されるほか、プレイヤーの行動がエンディングに影響を及ぼすようなストーリーづくりを目指しているという。

操作キャラクターの役割分担、マップ構造の把握、設備の有効活用などが重要になってくる。部位指定攻撃も可能
マップ上の兵器を使って砲撃

本作を開発するのは、ポーランドのインディーデベロッパー「MJ Bros」。Mariusz Janicki氏とMarcin Janicki氏の兄弟開発者である。過去にはモバイル向けの自動横スクロールアクション『Barbariano』やパズルゲーム『Rocks of Infinity』を手がけてきた。画面スペースの限られたモバイルゲームを主戦場としてきたためか、PCタイトルとなる『Radiation Age』に関してもターン制ストラテジーとしてはUIが控えめであり、戦闘中も画面がすっきりとしている。

『Radiation Age』の対象プラットフォームはPCで、リリース時期は2018年半ばを予定。本稿執筆時点ではIndiegogoにて開発資金を募るクラウドファンディングを実施中だ。

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