ぐうだらな住民を養うため農場運営の自動化を目指す『Autonauts』開発中。無料アルファ版あり

発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第460回目は『Autonauts』を紹介する。

本作は労働ロボットたちをプログラミングし農業の自動化を図ることで、自分で働こうとしないぐうだらな住民に食料と住処をあたえる、Unity製のシミュレーションゲームである。開発を担当しているのはスコットランドのデベロッパーDenki Games。彼らによると、『Factorio』ほどにはハードコアではなく、かつ一味違ったプレイ体験ができる作品を目指しているとのことだ。

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プレイヤーが操作するのは、全世界にオートメーションの力を届けるという使命のもと活動する「Automationauts」のひとり。最初は手ぶらの状態からスタートするため、自ら汗水を垂らす必要がある。木の枝や石ころを地道に拾い、オノやツルハシといった資源収集用のツールをクラフト。伐採・採掘により作業台やロボット組立機の材料を集め、労働ロボットの製造に取り掛かる。序盤では木材に頼ることになるため、ダンボール箱を積み重ねたような手づくり感満載のロボットができあがる。

はじめてのロボット

ここから先は、労働ロボットを教育して作業の自動化を図ることになる。まずはロボットに任せたいタスクを自分で実践してみせる。すると作業工程が自動的にプログラミングされ、ロボットが命令通りに動きはじめる。作業工程はあとから順序を入れ替えたり、付け足したりできる。ループ状態にすれば、バッテリーが切れるまで働き続けてくれる。

ただし必要な工程が抜けていれば、思い通りに動いてくれなかったり、作業の途中でエラーを起こすことになる。命令が複雑になればなるほど、試行錯誤が必要になってくるだろう。どうプログラミングすれば効率化を図り、ロボット同士の作業をスムーズに繋げられるのか。プレイヤーは手ではなく頭を使うことで、自動化する業務の領域を広げていくのだ。

木の枝と石ころを組み合わせてオノをつくってもらう。最後の「Drop all」を忘れると、完成したオノで両手が塞がり、次の工程に進めなくなる

マップには草原、砂原、海といった複数のバイオームが広がっており、それぞれ異なる資源が手に入る。未開地を開拓しつつ、林業・穀物農業に手をつけ、少しずつ農牧地を拡大していこう。自動化に慣れてくれば、いずれは牛を飼い、畜産業にも取りかかれるようになる。もちろん家畜のケア、乳搾りもロボットに任せることが可能。こうしてなまけ者の住民たちを養い、すべてが自動化された文明を築きあげるのだ。

『Autonauts』の対象プラットフォームはWindows/Mac/Linuxで、リリース時期は未定。プリ・アルファ版は、itch.ioにて、ユーザが値段を指定できる「Name your own price」形式で配信されている(無料ダウンロードも可)。開発者の言葉を借りれば「プリ・プリ・プリ・アルファ」段階ということで、まだまだ未完成の状態である。ゲーム内にチュートリアルはないため、はじめのうちは施設やツールを手当たり次第にクラフトすることで、少しずつ理解を深めていくことになるだろう。困ったときはitchi.io/Reddit/Discordのフォーラムに頼る、もしくは上の開発者プレイ動画を参考に。

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