プレイヤー同士だけでなく眠気や食欲とも戦うバトルロイヤル『Survival Games』開発中。地形破壊可能なボクセルスタイルの作品

発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第505回目はボクセルベースのバトルロイヤルゲーム『Survival Games』を紹介する。

プレイヤーはマッチ開始とともに、ハンググライダーで空中から降下し、マッチごとに変化する地形破壊可能な2平方キロメートルの島に降り立つ。操作は一人称視点限定。縮小するドーム状のプレイエリア内にとどまりながら、宝箱や家具を調べて装備品・物資を調達。上空からランダムで降ってくるドロップポッドを他のプレイヤーと取り合い、死闘を繰り広げ、最後の生き残りとなったプレイヤーが勝利を手にする。

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ボクセルベースのバトルロイヤルというのは、決して新しいコンセプトではない。バトルロイヤルゲームの歴史を紐解くと、最初期に生まれた『マインクラフト』の「The Hunger Games Mod」に行き当たるからだ。むしろ使い古された組み合わせとすら言える。ただし本作はゲームのルールセットを現代風にアレンジし、modではなくスタンドアロン型のタイトルとして開発されている。

開発を手がける2.0 Studiosは、『Block World』『CraftWorld』といった『マインクラフト』風のサンドボックス・サバイバルゲームをつくり続けてきたスタジオ。2014年に『Survival Games』を発表した当時は、『マインクラフト』の「The Hunger Games Mod」形式の、つまり空中からの降下ではなく、リング状にずらりと並んで一斉にスポーンするところから始まる死闘ゲームとして紹介されていた。

地上スポーンではなく空中からの降下スタートに変更

発表から3年半が経った今では、最大プレイヤー数を24人から64人に拡大し、縮小するプレイエリアという概念をデフォルト設定で組み込んでいる。ありていに言うと『PUBG』形式のルールセットに変更されているのだ。ただし、空腹度や眠気といったパラメータや、エリアを徘徊する動物やモンスターといった当初の名残をとどめており、結果として近年主流のバトルロイヤルとは少し違った体験が生まれている。いろいろな作品から影響を受けてアレンジしていくうちに、独自の創作料理ができあがったのである。

先述したように、本作では体力・スタミナだけでなく、空腹度・眠気のパラメーターを管理しなくてはならない。空腹度はスタミナを消費すればするほど低下。宝箱や冷蔵庫を漁るほか、ニワトリ、ペンギン、オオカミといった野生の動物を狩ることで食料を確保する。続いて眠気がたまるとスタミナが回復しなくなったり、攻撃速度が遅くなったりといったデメリットが生じる。万全の状態をキープしたければ、どこかのタイミングで睡眠を取る必要がある。もちろん睡眠中は無防備になるため、安全を確保した上で床に就くことが好ましい。

貴重な食料

武器・防具はレアリティ分けされており、レアな装備品ほどダメージ、発射レート、射程距離、装弾数といった性能が高くなる。武器の種類としては銃器・近接武器のほか、地雷やリモート爆弾といったトラップ類も用意されている。また地形ブロックは銃弾で破壊可能。やろうと思えば地下に潜って籠城戦に持ち込むこともできる。

そのほか本作にはパークシステムが導入されており、マッチ開始前に2つの補正効果を選択できる。いずれもスタミナ、体力回復速度、移動速度、暗視力、ジャンプ力といったキャラクターの性能を高めるもの。プレイヤーは自分のプレイスタイルにあわせて、能力値の一部を引き上げることができるのだ。

プレイエリアは徐々に縮小するため、監視塔や城塞内に籠ってばかりはいられない

ボクセルベースのゲーム制作に特化した自社エンジン「Hazzah Engine」を用いて開発されている『Survival Games』。無数のバトルロイヤルゲーム/Modが市場に出回っているなか、十分なプレイヤーを確保できるかどうかが勝負どころとなりそうだ。

『Survival Games』の対応プラットフォームはWindows(Steam)/Xbox Oneで、販売価格は9.95ドル(正式リリース時には19.95ドルに値上げ)。2018年初頭に早期アクセス販売を開始する予定である。なお『Survival Games』というタイトルが示すとおり、本プロジェクトのゴールは「いろんなシチュエーションでのサバイバル体験」を届けること。よって将来的にはバトルロイヤルモードだけでなく、ゾンビサバイバル、アリーナシューター、マップ・エディタモードの追加が計画されている。

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