黙示録的終末世界をピクセルアートで描くコズミックホラーRPG『Death Trash』開発中。禍々しさに満ちた世界をどう生きるか

『Death Trash』

発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第514回目は『Death Trash』を紹介する。

『Death Trash』はポストアポカリプス世界を舞台とした見下ろし型のRPGだ。終末世界を舞台にしつつ、サイバーパンクやSci-Fi、コズミックホラーといった多彩なエッセンスを融合させ、独特の荒廃した世界観が生み出されている。ほかにも性にまつわるトピックも関連しているといい、黙示録的な世界をイメージして開発しているという。

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舞台となるのは、Great Galactic War(大宇宙大戦)の後の世界。荒廃した世界においてTauris Vと呼ばれる文明が勃興し、思想や資源をめぐる争いが古の勢力によってふたたび始まった。古代人は呪縛から放たれ、Evergrowing Heart(増え続ける心臓)と呼ばれる力を追い求めていく。プレイヤーは彼らの闘争を止めるか、はたまたそれを利用するのか選択を迫られる。

本作はその設定から『Fallout』との比較を受けることも多いが、システムとしては『プレーンスケープ トーメント』『ウルティマ7』に近いとのこと。自キャラクターを作成しパーツ選択や個性付けをしたのち、ロールプレイをおこなう。フィールドのNPCは全員殺めることができ、会話中はいつでもその場を離れることができる。戦闘もシームレスに展開されるといい、うまく敵との間合いをとりつつ、ドッジロールを駆使。隙が見えたところに鉛の銃弾を打ち込むのだ。RPGではあるが、かなりアクション要素も強そうな印象を受ける。なお本作はひとりプレイはもちろんのこと、ローカル協力co-opにも対応するとのこと。

『Death Trash』の特徴のひとつは、壮大なピクセルアートである。本作のシンボルとなるイカらしき異形の生物を代表に、暗澹とした独特の雰囲気がドットで描かれている。ゴア表現も多く、グロテスクながらもどこか目が離せない鮮烈なアートは、本作の魅力といえるだろう。

開発を手がけているのは個人クリエイターStephan Hövelbrinks氏。以前からピクセルアートの可能性を模索してきたアーティストだ。2015年のイベント参加をきっかけに、終末世界に魅了されるようになり、既存のポストアポカリプスゲームから影響を受けながら新たな世界観を生み出すべく本作の開発が始まった。すでに開発には2年以上が費やされており、最近ではSNSなどで画像を投稿するペースも上がりつつあるなど、開発が順調であることをうかがわせる。

対応プラットフォームは、WindowsとMac、そしてLinux。発売時期は未定だ。

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