物流をテーマにした経営シム『Voxel Tycoon』開発中。鉄道を使い物流を活性化させ、輸送により大都市を築く

発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第530回目は『Voxel Tycoon』を紹介する。

Voxel Tycoon』は世界中の都市間に物流網を張りめぐらせ、自分だけの輸送帝国を築きあげる経営シミュレーションゲームだ。ゲームデザインとしては『A列車で行こう』シリーズに近いだろう。都市を線路でつなぎ、物流や人々の移動を助けるため鉄道を運行させていく。バスやトラックを利用した短距離輸送も可能だ。また、炭鉱を設置して鉱石を採掘したり、工場を建設して鉱石の精錬から高度な製品の生産まで行うことも出来る。都市の需要を満たして巨大都市へと成長させ、さらなる需要の高まりと共に物流網を拡大。そうして資金を稼ぎ、自らの輸送帝国を発展させていくことが目的となる。

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ゲームの世界は、ボクセルベースの少ないポリゴンを利用した柔らかいグラフィックで表現され、マップは自動生成により無限の広さを持つとしている。ロケーションも草原から砂漠、雪原までバリエーション豊かだ。プレイヤーはおそらく、世界に点在する都市を線路でつなぐことから始めることとなるだろう。鉄道を運行することで人と物の流れが出来上がる。そうして当座の資金を稼ぐのだ。登場する鉄道車両としては数十種類の機関車と貨物車や客車といった車種が用意されており、けん引する車両の組み合わせや数は自由だ。しかし機関車のパワー不足で車両をけん引できないこともあるので注意して組み合わせよう。

都市の発展は需要の拡大を意味するため、積極的に育てていきたいところだろう。すべての都市には独自のニーズがあり、成長させるためにはそれらを満たす必要がある。需要を満たすため工場を建設し、製品を一から生産するのも良いだろう。たとえば鉄を利用した製品ならば、まず炭鉱を建てて地下に埋蔵されている鉱石を採掘する。そして炭鉱から工場までベルトコンベアを引いて、途中に設置した粉砕機、炉、精製所を通し精錬した後に工場で製品を生産するといった具合だ。この辺は同ジャンルの作品で人気のある『Factorio』を思い浮かべればイメージしやすいかもしれない。なお、工場を稼働させるためには電力が必要となるため、発電所を建設(あるいは地方公共団体から電力を購入)して電線を引いてこなくてはならないようだ。

生産した製品を都市内の消費者に届けるならば、トラックを走らせよう。鉄道で輸送された品物はターミナルへと集められるため、それらを運ばせることもできる。人口の増えた都市ではバスを運行することで渋滞緩和に役立てることができるだろう。なお、早期アクセス期間中には、船や飛行機も実装予定としており、幅広い形態での物流網構築が楽しめそうだ。また、技術研究をすることにより新しい建物や車両をアンロックしたり、既存設備のアップグレードをするといった要素もある。

ボクセルベースで構築されたマップはフルテラフォーミング(地形の改造)可能で、たとえば地面を爆破して広範囲を(あるいは1ブロックづつ)掘り下げたり、逆に土を盛り上げて山を作ることもできる。山を貫くトンネルの作成も可能だ。また、広大な世界を探索する中では、希少な資源を発見することもあるようだ。ほかにも、Modで新しい乗り物や建物を追加することが可能となっており、Steamワークショップでの配布にも対応する。また、朝晩のサイクル、天候の変化、マルチプレイヤー対応、新たなゲームモードなども今後追加していく予定としている。

『Voxel Tycoon』の対象プラットフォームはPC(Steam)で、2018年中に早期アクセスとしてリリースを予定している。

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