鉛筆の手書きアニメーションが光る『RPGタイム!~ライトの伝説~』開発中。幼き少年が文房具で作った優しい世界を描く

発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第538回目は『RPGタイム!~ライトの伝説~』を紹介する。

『RPGタイム!~ライトの伝説~』は、「少年が作った世界」を冒険する“手作り”RPGだ。舞台となるのは、小学校の教室。机に座っているプレイヤーのもとへ、ゲームが大好きな10歳の少年ケンタが、手作りのゲーム「ライトの伝説」を持って登場するところから物語は始まる。いわゆるゲームinゲームの形式で進んでいくと考えていいだろう。ケンタが作ったノートに描かれた手書きの世界を、段ボールのコントローラーを操作して、下校時間まで世界に平和をもたらすのだ。

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世界にはケンタが用意したさまざまなステージやダンジョンが登場する。そしてこれらの冒険はケンタによるナレーション付きで賑やかに展開されていく。随所にカットシーンという名の紙芝居が挟まれ、時には漫画のコマのような演出も。ゲームプレイが描かれるのはノートだけでなく、時に段ボールや文具を用いた立体的な体験がプレイヤーを持ち受ける。ゲームとしては、世界を探索しつつ、敵を倒すという一般的なRPGの流れでゲームは進んでいくようだ。

探索では、見下ろし視点で迷路を進んだり、横スクロール形式でダンジョンを進んだり演出はさまざま。ケンタが突然マップの書き換えるといったいたずらもするようで、なかなか飽きさせない冒険が楽しめそうだ。戦闘では、伝説の剣に見立てた鉛筆でノートに描かれたモンスターを書き殴る直感的なターン制を採用。 モンスターの弱点を突いたり、素早いモンスターをタイミング良く叩いたり、謎解きやクイズなど、多彩なバトルが待ち受けているとのこと。

本作において目を引くのは、随所で動くアニメーションだろう。鉛筆で手書きされたアニメーションは、開発スタッフが全て1人でコツコツ描き溜めたものであるという。鉛筆アニメーションだけですでに1万枚を越えており、ノートの中は終始賑やかになるようだ。なおあまりにアニメーション量が多すぎて、データを圧迫しており、この点については悩んでいるとのこと。

開発を手がけるのは、インディーチームDESK WORKS。プログラムが少し書けるプランナーと、絵が少し描けるプランナーの2名を中心として、制作は進められているようだ。すでに開発期間は6年目に突入しており、いよいよ発売が近づいているようだ。発売時期は2019年初頭予定。対応プラットフォームはPC(Steam)/モバイルで、コンソール展開も予定しているという。価格は税込1500円で発売されるという。

DESK WORKSは、5月12日(土)と13日(日)の2日間にわたって京都市勧業館「みやこめっせ」にて開催されるインディーゲームの祭典BitSummit Volume 6に出展するとのこと。手書きアニメーションが光る『RPGタイム!~ライトの伝説~』を、いちはやくその目で確認したい方は、イベントにおもむいてみてはいかがだろうか。

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