友達づくりと夜店まわりに勤しむ『Mineko’s Night Market』は、四季を感じる癒し系アドベンチャーゲーム

発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆくIndie Pick。第271回目は『Mineko’s Night Market』をピックアップする。

Mineko’s Night Market』は日本風の夜店を題材にしたアドベンチャーゲームだ。プレイヤーはMinekoという少女を操作して、猫のような姿形をしたAbeとともにさまざまな夜店を巡っていく。食べ歩きをしたり、ちょっとしたアクセサリーを買ってみたり、お祭りを楽しむことがひとつの目的となっている。

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しかし本作はただ夜店巡りをするだけではなく自分の屋台を経営することも可能だ。昼間は街へ売り物の材料探しに出かけ、時には鉱山や森林で素材を採取しながら、夜は屋台を出店してお客さんとの交流を楽しむというのが本作の基本的な流れとなっている。材料探しの道中では人々との出会いもある。都心部へ行って都会人と友達になったり、屋台の後援者となってくれる人や行商人とも親しくすることができる。ただ、屋台の経営は簡単なものではないので、方針をしっかりと考えて経営に取り組まねばならない。野心を持ち人気屋台を目指すのか、自由気ままにのんびりとやっていくのか目標を定めておくことが重要だ。ビジネスとして成功し夜店としてのランクを上げていけば、皆が羨む「Sweet Spot」へと昇格することも夢ではない。

本作の最大の魅力は何といってもクレパスで描かれたようなグラフィックとキャラクターのアニメーションの可愛さにある。『Road Not Taken』や『Alphabear』などのアートを手がけポップなデザインに定評のあるmeowza氏が描くキャラクターは、人間も動物も愛らしい。『Mineko’s Night Market』の世界には四季が存在しており、美しい桜や蛍など、日本を思わせる季節の風物詩が見て取れる。また、畑で“栽培”されている猫を収穫したり、フィールドにいる猫を拾ったり、猫好きにはたまらない作品になりそうだ。布団やこたつの置かれた部屋にたくさんの猫が歩き回っているさまは懐かしさとともにどこかシュールさを感じさせる。もちろん本作のメインとなる食べ物も可愛らしいものばかりだ。開発者の中にたこ焼きを中心としたタコ好きがいるということで、タコ料理の多さも目を引くところである。meowza氏のTwitterには、日本風の家や風景、たくさんの猫といったいくつものキュートなアニメーションが投稿されているので、そちらもチェックしてみてほしい。

開発を行っているのは前出のmeowza氏やkukubee氏を中心とした5人のクリエイターチーム。開発者5名のうち作曲を手がけるDaniel Simmons氏を除く4名がデザイナーを兼ねていることからも、本作のデザインへの意気込みが感じられる。配信時期は確定していないようだが、プラットフォームはPC/iOS/Androidを予定している。

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