海賊たちよ、お宝を求めて船を出せ。『Sea of Thieves』テクニカル・アルファテストの実施時期など概要が発表


Rareは12月8日、Xbox One/Windows 10向けアクション・アドベンチャーゲーム『Sea of Thieves』の初めてのテクニカル・アルファテストを12月16日から18日にかけて実施するとし、その概要を発表した。

今回発表されたテクニカル・アルファテストは「Update 0.1.0 The Quest for Gold」と名付けられ、プレイヤーはほかの参加者とグループを組んで宝探しをおこなう。しかし誰でも参加できるわけではなく、本作の「Insiderプログラム」登録者の中から公式フォーラムなどで積極的にフィードバックを寄せている人を優先して、1000人ほどが選ばれて参加権を与えられる(関連記事)。

海賊であるプレイヤーは宝箱が眠っている島の地図を持っており、まずは広大なオープンワールドの海を航海してその島を探すことから始める。船の中にはより大きな地図が備えられており、この世界に存在する島々と船の現在位置を確認することができる。プレイヤーはそこに記された島々と、自らが所有している島の地図を見比べながら目的地を探し出すのだ。

目的の島にたどり着くことができたら、地図に書かれたバツ印を頼りにして、いよいよ宝探しをおこなう。バツ印は大まかな場所しか示していないので、コンパスを使いつつ地図と実際の島の特徴とを見比べながら、仲間と手分けしてその場所を探す。そして、ここだと思った場所を皆でスコップを使って掘るのだ。しかし、見事宝箱を掘り起こすことができたとしても、冒険はまだ終わりではない。その宝箱は特定の場所にある拠点の島まで持っていってお金に換えないと何の価値もないため、まずは停泊している自らの船まで運ぶことになる。

001

ここで忘れてはいけないのは、この世界には自らのグループ以外にもたくさんのプレイヤーがいるということだ。そして宝箱を掘り起こすことに成功したグループは格好の獲物になる。宝箱を船まで運ぶ道中はもちろん、無事船にたどり着いて船室に保管したとしても、いつ誰が船に忍び込んでくるか分からないため、一時たりとも気を抜くことはできない。

もちろん海を航行中にもほかのグループの船と遭遇することがある。友好的な相手なら協力し合って冒険を進めることもできるが、そうでない場合は相手の船を沈めるまで激しい戦闘をすることになるだろう。しかし、もし逆に相手にやられて死んでしまった場合は、プレイヤーは「Ferry of the Damned」と呼ばれる死者が集まる謎の船に乗せられ、現世への復活を待つことになる。死んでしまわないにしても敵の攻撃によって船を沈められ、海に投げ出されてしまうこともあるかもしれない。そんな時はどこからともなく人魚が救助しにきてくれ、冒険をやり直すことができる。そして、無事宝箱を拠点の島まで運ぶことができたら、船大工のところまで持っていきお金に換えてもらえばひとつの冒険が終了となる。これが今回のテクニカル・アルファテストにおけるゲームプレイの大まかな流れだ。

002

繰り返しになるが、今回のテクニカル・アルファテストに参加するには、Insiderプログラムに登録している必要がある。開発者へのフィードバックなどは英語で対応することになるが、日本からも参加は可能だ。いち早く海賊生活を送ってみたい方は、こちらのページで登録をすませておこう。『Sea of Thieves』は2017年前半にXbox One/Windows 10向けに発売予定だ。