“まったくあたらしい格闘技”、SNKの『風雲黙示録』『風雲 SUPER TAG BATTLE』をセットにした『風雲 SUPER COMBO』がPS4向けに海外発売決定


ソニー・インタラクティブエンタテインメントのShane Bettenhausen氏は12月20日、『Fu’un Super Combo』を明日PlayStation 4向けに北米発売することを明らかにした。本作はSNKの格闘ゲーム『風雲黙示録 〜格闘創世〜』と、その続編『風雲 SUPER TAG BATTLE』をセットにしてPlayStation 2向けに発売された『風雲 SUPER COMBO』のことで、1080pへのアップスケール版がPlayStation 4向けに発売されるようだ。

001『風雲黙示録 〜格闘創世〜』は、1995年にアーケード及びネオジオ向けにSNKから発売された格闘ゲームだ。舞台は21世紀前半のジパングシティーで、獣神武闘会の優勝をかけて世界中から集まった格闘家たちが闘う。本作は武器を使用する格闘ゲームであることが特徴で、たとえば主人公のハヤテは空手をベースにブーメランを武器に使う「風雲拳」の使い手だ。ほかには新体操と合気道を組み合わせ新体操のボールを武器にするキャラクターなども登場する。ステージは手前と奥の2ライン制になっており、後述するトロフィーの中には別のレーンの相手をKOしたり、レーン移動で必殺技を回避することで獲得できるトロフィーが存在する。

もう一方の『風雲 SUPER TAG BATTLE』は、1996年に同じくアーケード及びネオジオ向けにSNKから発売された続編だ。前作とは違い1チーム2人によるタッグバトルになっており、2ライン制も撤廃されている。また、新キャラクターが追加されている。

今回の発表に先立って、PlayStationプラットフォームのトロフィーなどの情報を扱っているExophaseが、PlayStation 4タイトルとして本作のトロフィー情報を掲載していた。Bettenhausen氏は北米発売についてのみ言及しているが、トロフィーは日本語のものもすでに用意されているため、国内発売についても期待できそうだ。

本作はゲームアーカイブスとしてPlayStation 3向けに現在も販売中だが、PlayStation 4向けに発売されるにあたってゲームの仕様に変更があるのかどうか現時点では不明。オリジナルのPlayStation 2版はオンライン対戦に対応していたが、ゲームアーカイブス版では非対応になっており、公開されたトロフィーにもオンライン関連のものは見られない。このあたりの詳細は正式発表を待ちたい。