『リーグ・オブ・レジェンド』古参チャンピオン「ワーウィック」リメイクが告知

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『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』を開発運営するRiot Gamesは、古参チャンピオン「ワーウィック」のリメイクを予告するティーザーを発表した。ワーウィックは『LoL』アルファテスト時代から存在する最古のチャンピオンの一体。何年も前から大きな変更についての案が浮上しては消えていたが、いよいよ7年越しのリメイクとなる。

ワーウィックは二足歩行する狼、いわゆる「人狼」の姿をしたチャンピオンだ。性能はアルファテスト時代からほとんど変わっていない。敵を攻撃することで自らの体力を回復する近接攻撃ファイターで、ジャングル初心者が扱いやすいような設計となっている。『LoL』では、こうした初心者向け設計のシンプルなチャンピオンにありがちな問題として「数値調整によって強キャラ化・弱キャラ化が極端になりやすい」という問題が従来から発生していた。最初期のチャンピオンには性能設計が細部まで煮詰まっていないものも多く、そうしたチャンピオンにはこれまでもたびたびリメイクが施されている。ワーウィックについても以前から社員がリメイクについてたびたびコメントしていたのだが、制作が難航したり、より優先度の高いリメイクの割り込みがあったりといった事情により、実際のリメイクはなかなか行われなかった。ついに正式アップデート予定が確定したのは2016年5月で、チャンピオンアップデートスケジュールにてビジュアルとゲームプレイの両方がアップデートされる予定が明らかになった。

先週発表された公式ショートストーリー「悪夢の改造手術」では、『LoL』随一のマッドサイエンティストである「シンジド」が、拉致した人間に対して非道な人体改造を行う様が生々しく描写されていた。このストーリーに登場する被検体について「新規チャンピオンなのではないか?」という憶測も飛び交ったが、ワーウィックのリメイク告知で答えが出たことになる。

公式YouTubeチャンネルで公開されたティーザーでは、薄暗く乱雑な路地裏で、武装した2人の男が謎の怪物に襲われる。俊敏な動きで男たちを追い詰める怪物の片手は金属製の鋭い爪となっており、体のあちこちにシリンダーやチューブがついていることから、改造手術による強化が施された生物であることがうかがえる。これがおそらく新しいワーウィックであろう。

ティーザーでは、ワーウィックが獲物の血の臭いを嗅ぎつけると、背中のシリンジが緑からオレンジ色へと変化し、逃げようとするターゲットに襲いかかるさまが描かれている。現在のワーウィックも、獲物の流す血の臭いに敏感な狩人であることがスキル「血の香」で表現されている。そういったキャラクター性を保持しつつも、さらに獰猛で残忍な怪物としての面を強調するリメイクがなされるようだ。『LoL』は1月11日早朝に7.1パッチのメンテナンスが告知されている。PBE実装や公式情報発表によってリメイク後の性能が明らかになるのは、7.1パッチ実装後になると思われる。

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