SteamがXboxコントローラーをはじめとしたX-Inputデバイスの正式サポートを開始。ゲーム外でもパッドが使えるように


Valveは、PCゲーミングプラットフォーム「Steam」のクライアントアップデートを実施し、Xbox 360/Xbox OneおよびX-Input系コントローラーの正式サポートを開始した

今回のアップデートにより、X-Input系コントローラーはSteamコントローラーと同等のサポートを受けられるようになった。たとえば、コントローラーのボタンレイアウト設定をSteam上に保存して他プレイヤーと共有したり、SteamストアやBig Pictureモードなどゲーム外の部分でもコントローラーによる操作ができるようになっている。

フルサポートを受けるには、まずBig Pictureモードを起動し、コントローラー設定にて「Xbox設定サポート」または「一般のゲームパッド設定サポート」にチェックマークを入れる必要がある。

ブラウジング中のボタン設定など各種カスタマイズは、Big Pictureモードの「基本設定」の項目にて設定できる。
ブラウジング中のボタン設定など各種カスタマイズは、Big Pictureモードの「基本設定」の項目にて設定できる。

一方でベータ版では動作していたPlayStation 3用コントローラーである「DUALSHOCK 3」は、アップデート後は、クライアント側はコントローラーを認識しているものの、ゲーム上で使用することができなくなった。

実は、Steamにおけるコントローラーサポートは、Steam Linkにて先んじて実装されていることが多い。DUALSHOCK 3についても、Steam Linkではフルサポートされているので、将来的には通常のSteamクライアントでも対応されることが予想される。Valveの正式なアナウンスを待つとしよう。