北欧のバイキングを束ねて大陸を開拓するストラテジー『Northgard』が2月23日発売へ。『Evoland』を生んだShiro Gamesの新作


フランスに拠点を構えるShiro Gamesは、『Northgard』を早期アクセスタイトルとしてSteamにて2月23日(日本時間)に販売とすると発表した

『Northgard』は大陸を開拓していくストラテジーゲームだ。北欧を拠点とするバイキングたちは、長年定住する場所を探し続けていた。過酷な旅を経て彼らが居住する場所として選んだのは、お宝と危険が多く眠ると言い伝えられる土地「Northgard」だった。プレイヤーはNorthgardに住まうバイキングを指揮し、勇敢かつ狡猾に未知なる大陸を開拓していく。

プレイヤーは、Northgardへとたどり着いたバイキングたちのために、彼らが暮らしていける環境を構築する必要がある。伐採を重ねて資材を確保し、住居を作り食料を確保していく。こうして生活基盤を安定させて、部族の人数を増やしていくことが重要となる。人数が増えて力がつけば、未開の地を探索し、時に他の部族の土地を侵略してもいいだろう。また、開拓できるのは大地だけではない。港を設置することで、船を使った開拓や交易をおこなうこともできる。他の民族と駆け引きしつつ、大熊やドラゴンのようなモンスターと戦いを重ねて兵たちを鍛え上げ、勢力を拡大していく。プレイ映像では、草原と雪山のような場所が交互に映し出されるが、マップの形は同じなので、おそらく季節によってフィールドの景観が大きく変わるのだろう。

早期アクセス開始時は、ゲームのコアとなる部分を楽しむことができるフリーモードが用意されるのだという。その後ストーリーモードやマルチプレイヤーモードといったメインモードや、多くのコンテンツが追加されていくようだ。早期アクセス版の開発期間は最大で6か月となっており、製品版ではゲームの価格が上昇するとのこと。

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開発を手がけるのは、『Evoland』シリーズを手がけたShiro Games。『Evoland』は過去の名作をオマージュするというコンセプトで支持を得た作品だ。Shiro Gamesは以前、『Until Dark』というオープンワールドRPGに携わっていたが、現在は開発が凍結されている。本作は、フィールドのデザインなど『Until Dark』の面影を感じさせる部分も多く、Shiro Gamesの集大成ともいえる作品となりそうだ。