「Nintendo Switchは、岩田聡前社長のアイディアが反映されたものになる」宮本茂氏が語る

任天堂の宮本茂氏がTimeのインタビューのなかで、任天堂の新型ハード「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」には岩田聡氏のアイディアが反映されていると語っている。

岩田聡氏は任天堂の前社長。HAL研究所代表取締役社長を経て、任天堂へ入社。2002年に任天堂の代表取締役社長に就任した。「ゲーム人口の拡大」を掲げてニンテンドーDSやWiiを発売し、一時代を築いた実績を持つ。メディア露出も多く、経営者でありながら開発者であるという一面を持っており、多くのユーザーに親しまれていた。しかし2015年7月11日に胆管腫瘍のため死去。多くのユーザーに惜しまれながら、この世を去った。

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岩田氏の死去から約1年半後の2017年3月に任天堂の新型ハード「Nintendo Switch」が発売される。Nintendo Switchの開発において、岩田氏は重要な役割を担っていたと宮本茂氏は語っている。

僕と竹田(玄洋)さんと岩田さんが話し合って決断を下してきましたが、開発のリーダーは岩田さんでした。彼は長い間Nintendo Switchについて考え、時間を費やしてきましたよ。Nintendo Switchの、どこにでも持ち歩くことができ、ネットワークを形成し、人々と楽しめるというアイディアは岩田さんがとても重要視していたことです。
岩田さんは技術者なので、ネットワークやサーバー、またそれらに限定しない「楽しいもの」をどのように生み出すかを技術者としての視点で議論していました。ニンテンドーDSにブラウザが追加された時のことを思い出してください。日々サービスは高度化していきます。「ブラウザをどのように組み込むか?携帯機にするならどうすればいいか?」私と岩田さんはそうしたことについて多く話してきました。ハードウェアで何をするか、もしくは何をしないかを必死に決めてきたんです。

思い返せばNintendo Switchは2015年の3月に、コードネームである「NX」という名前で岩田氏によって発表されていた。つまり、それ以前から長きにわたって開発されてきたことが予想される。そういった意味でも、ハードウェアの土台の部分に岩田氏の想いが込められていることは間違いないだろう。氏は2015年の第75期定時株主総会の質疑応答にて「任天堂らしい答えの出し方でNXというものを提案しようという意志は持っております」とも語っている。

岩田氏の「意思」を受け継いだハードウェアであるNintendo Switchの発売を心待ちにしたい。

 

【UPDATE 2017/02/14 21:30】

本文中に「岩田氏がエグゼクティブプロデューサーとしてクレジットされている任天堂タイトルは2015年9月にWii Uで発売された『スーパーマリオメーカー』が最後であるが」と記述しましたが、『スーパーマリオメーカー』以後の作品にも岩田氏はクレジットされていました。訂正しお詫び申し上げます。

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