『Hearthstone』のようなCCGにターン制ストラテジーを組み合わせた『Shardbound』Kickstarterキャンペーンを実施中

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Spiritwalk Gamesは2月17日、タクティカル・コレクティブルカードゲーム『Shardbound』の開発資金を募るKickstarterキャンペーンを開始した。初期ゴールである5万ドル(約567万円)は本稿執筆時点ですでに突破しており、今後ストレッチゴールを追加する予定だという。

本作の舞台となる世界は、ガス状の地核の上に浮かぶ大陸だ。はるか昔に起こった地殻変動によって世界は崩壊したが、それを生き抜いた人々によって文明が再興されている。そしてその大陸のはるか上空には、崩壊前の世界の欠片が環状に広がっていた。欠片といっても実際は大きな浮島だ。しかしある時を境に、その欠片が堕ちてくるようになり、レンジャーであるプレイヤーは新天地を求めて空へ向かう。

ゲームプレイはターン制ストラテジーゲームを基本に、『Hearthstone』のようなコレクティブルカードゲームの要素が加えられている。マナを消費してカードを使用することで、ミニオンを召還したりスペルを使用したりすることができる。そうして敵のユニットと戦い、そしてヒーローを倒せば勝利となる。それぞれのマップには起伏があり、それを利用して敵ユニットの視線から外れたりカバーしたり、あるいは有利な高所からの攻撃を仕掛けたりすることが可能。本作には6つの種族が登場し、それぞれ異なるユニットを持っている。プレイヤーはその中から自らのヒーローを選び、デッキを構築してバトルに臨む。

本作にはShardfallシステムと呼ばれるものがあり、Overworldビュー画面に切り替えると、堕ちてきた欠片Shardfallがいくつも表示される。それぞれのShardfallにはバトルにおけるミッションが入っており、達成すると報酬が手に入る。その報酬は新たなユニットをリクルートする際に使用するリソースとなる。また、ユニットやスペルのカードをランダムに入手することができるボックスを購入する際にも使用できる。

またShardfallシステムには、Twitchと連携できるという特徴もある。Twitchの配信を見ながらプレイしていると、本作の配信者たちのShardfallがプレイヤーのOverworldビューに表示される。その場合は特別なミッションが用意され、たとえば「配信者とPvPマッチをおこなう」とか「配信者がホストするトーナメントに参加する」といったものなどがある。そのようにして本作は配信者と視聴者をつなげる役目を果たすとしている。

本作を手がけるSpiritwalkは、EAの『Dawngate』に携わったメンバーを中心に構成されている。すでに初期ゴールを達成している本Kickstarterキャンペーンを終えた後は、さらに開発を進めたのちSteamでの早期アクセス販売を目指しているという。現在の開発状況はプレアルファ段階で、Kickstarterキャンペーンで10ドル以上出資すると、そのプレアルファ版を入手できる。

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