『仁王』伊達政宗が主役と思わしき第1弾DLC「東北の龍」が4月に配信決定。高難度ミッションやPvPの無料アップデートも実施へ


コーエーテクモゲームスは、PS4向け3Dアクションゲーム『仁王』のDLC「東北の龍」を4月下旬に配信すると発表した。価格は未定。すでに本作はDLC3部作をまとめたシーズンパスが3240円にて販売されており、「東北の龍」はその第1弾コンテンツとなる。

DLC「東北の龍」

「東北の龍」には「新武器種」「新シナリオ」「新キャラクター」「新守護霊」「新妖怪」「新ステージ」などの新規要素が収録。発表にあわせて両手に刀を持つ独眼の侍のキービジュアルも公開されており、「東北の龍」の名前からみても、DLCの主役が「伊達政宗」になることは間違いなさそうだ。

『仁王』は1600年の戦国時代末期を舞台としており、豊臣秀吉が死亡した後に続く徳川家康と石田三成の争いをオリジナルストーリーにて描いている。伊達家は関ヶ原の戦いにおいて徳川家康の東軍に所属し、直江兼続といった上杉家の軍勢と対峙。また伊達政宗自身は幾度かの一揆に関わってきた人物であり、ストーリー上でどのような活躍を見せるのかが楽しみだ(史実の政宗は、1591年には葛西大崎一揆を扇動した疑いがかけられ、関ヶ原の戦いでは実施に岩崎一揆を起こしている)。

なおこのほか無料大型アップデートの実施も発表されており、3月下旬には「高難度ミッション」、4月下旬には「オンライン対戦モード」が実装される予定とのこと。特に『Dark Souls』シリーズの流れを汲む本作において、対戦モードは注目の的となるだろう(現時点では妖怪化した他プレイヤーと戦う「血刀塚」が存在するがこちらはAI操作)。またDLCに関しては第1弾の「東北の龍」に続き、第2弾「日本一の兵」、第3弾「天下泰平」が配信予定となっている。


初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。