サイバーパンク殺戮アクション『RUINER』がPCに加えPS4/Xbox Oneでも発売決定。平沢進氏も楽曲提供する注目作


Devolver Digitalは、昨年4月に正式発表した見下ろし視点アクションゲーム『RUINER』をPC(Steam)だけでなくPS4/Xbox Oneでもリリースすると発表した。リリース時期は2017年夏を予定。あわせて各種プラットフォームでの販売を告げる最新トレイラーが公開されている。なお映像は正式発表時と同じ内容だが、楽曲は「Sidewalks & Skeletons」が手がける、より重厚なトラックへと変更されている。

2091年の近未来、『RUINER』の舞台となるのは「Rengkok」と呼ばれる欲望の街だ。この街には企業が統治するエリア「HEAVEN」と、その企業が人々を管理するために生みだしたバーチャル世界「HELL」が存在している。反社会的な病質を持つ主人公は、誘拐された兄弟を救い腐敗した体制を破壊するため、危険に満ちた「HEAVEN」へと足を踏み入れる(参考記事)。

ゲームプレイは見下ろし視点型のアクションゲームとなっており、主人公は銃撃と近接攻撃を主軸に戦っていく。攻撃を回避したり敵のふところに一瞬で近づくダッシュや、敵の攻撃を防御するシールドといった要素があり、全体的にはスピーディな内容へと調整されているという。

なお開発を担当するReikon Gamesは、『Witcher』シリーズや『Dead Island』『Dying Light』などの開発に参加してきたスタッフらで構成。むせ返るようなサイバーパンク臭のするグラフィックはUnreal Engine 4で描かれており、また楽曲提供者には平沢進氏も名を連ねている。ビジュアル・サウンド、そしてゲームプレイすべてにおいて期待できる作品となりそうだ。