ドリームキャスト向け自作STGのHD移植『Ghost Blade HD』Steam版の発売日が3月に決定

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Hucast Gamesは2月27日、縦スクロール・シューティングゲーム『Ghost Blade HD』を3月8日にSteamで発売するとTwitter上で発表した。価格は9.99ドルを予定している。海外PlayStation 4/Xbox One/Wii U向けには本日2月28日から発売開始されているが、残念ながらこれらコンソール版の国内発売は予定されていない(関連記事)。

本作はHucast Gamesがドリームキャスト向けの自作ゲームとして2015年に発売した『Ghost Blade』のHD移植版だ。そのストーリーは、火星の住民を護衛するために作られたAI「Shira」が暴走し、守るべき入植地を攻撃し始めたことに端を発する。いわば「Evil Shira」となったそのAIは地球防衛軍の艦隊によって破壊されたかに思われたが、事前にバックアップを放出して逃走し、廃棄されていた宇宙ステーションを乗っ取っていた。Evil Shiraが全宇宙の脅威となる前にとどめを刺すべく、地球防衛軍は腕利きの戦闘機パイロットを送り込む。

本作には3人のセクシーな出で立ちの女性パイロットが登場し、それぞれ武器タイプの異なる戦闘機を駆る(以下の画像を参照)。プレイヤーはそのいずれかの戦闘機と、イージー・ノーマル・ハードの3種類の難易度からひとつを選択して全5ステージをプレイする。本作は1990年代のシューティングゲームから影響を受けており、弾幕とスコア稼ぎが熱いゲームプレイが特徴だ。敵を倒すとメダルが出現し、その獲得数やコンボ数などがステージ終了後にスコアとして集計される。

HD移植版である本作はグラフィックの向上(1080p/60fps)のほか、新たに2人でのオフライン協力プレイに対応。ゲームモードにはプラクティスやスコアアタックも用意され、オンラインランキングもサポートする。またオプションには、ディスプレイを縦に据えてゲーム画面を全画面表示させる縦画面モード(左右どちらにも回転可能)や、背景の変更/明るさ調整やHUDの位置調整なども用意している。サウンドトラックは『Rainbow Moon』や『Soldner-X: Himmelssturmer』などを手がけたRafael Dyll氏が担当し、日本のアーケードでのシューティングゲーム全盛期をイメージしたものになるという。

本作の今後の展開について、たとえばDLCでステージなどを追加する予定はないのかHucast Gamesにうかがったところ、少し様子を見たいとのことで、まだ具体的に明かせる計画はないようだ。またWii Uなどコンソール向けにも発売された本作だが、来月発売されるNintendo Switchについてうかがったところ、「Switchは良さそうだね」とだけコメント。Switch本体を縦に持って(あるいは置いて)プレイすれば縦スクロール・シューティングと相性が良さそうなので期待したいところだ。

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