いかに早く50キルを達成できるか?『Overwatch』スピードラン「50 Eliminations」が早い、50体のルシオが30秒弱で焼き尽くされる


先日からカスタムゲームとブラウザが導入され、さまざまなルールや性能を自由にいじることができるようになった『Overwatch』。ブラウザの導入と同時に多数のファンメイドルールが生みだされたことは先日伝えた通りだが、新たに50キルをいかに早く達成するかというスピードラン「50 Eliminations」が登場し、一部のユーザーたちがひそかに研究を進めている。

現在「50 Eliminations」で最高記録を叩き出しているのはカナダ人プレイヤーのNitroice氏で、記録は38秒89。ルシオが次々と焼き尽くされていく様は見ているだけで楽しい。

「50 Eliminations」はカスタムゲーム内で実施するルールとなっており、エイム力などのテクニックを競うというよりは、“どういう環境下でどういう構成ならばいかに早く50キルを達成できるか”という、研究要素の強いスピードランとなっている。細かなルールは以下の通りで、カスタムゲームの各種設定を自由に変更できるのが特徴だ。

・味方チームは1人だけとする
・相手チームはBotのみにする(難易度は変更可)
・対象記録となるのは、ゲームスタートのカウントダウンが終了してから、50プレイヤーキルストリークが表示された瞬間のフレームまで
・カスタムゲームの設定は調整可
・スピードランは実時間で計測する

カスタムゲームではヒーローやマップ、さらに敵味方の細かな性能まで自由に変更できるため、その組み合わせは無限大に近い。Nitroice氏は「HANAMURA」マップにて足の早い6人のルシオをシンメトラのタレットで倒すという手法にて最高記録を叩き出しているが、取りこぼしたルシオが後方に逃げてしまうなどのシーンも見られ、リスポーン地点から出口までの距離を考慮したマップ選択や、タレットの最適な設置位置、さらにいえば別のヒーローを組み合わせるなど、改善の余地はまだまだありそうだ。『Overwatch』の知識と研究なら誰にも負けないというプレイヤーは、ぜひ挑戦してみて欲しい。