RTS『Halo Wars: Definitive Edition』のSteam版が発売決定。Windows 10/Xbox Oneでも単体発売へ

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マイクロソフトは4月18日、『Halo Wars: Definitive Edition』のSteam/Windows 10/Xbox One版を4月20日(国内Steam版は21日)に発売すると発表した。本作はこれまでWindows 10/Xbox One向けに発売された続編『Halo Wars 2』の「Ultimate Edition」にだけ収録されていたが、単体での発売が決定し、さらにSteamでもリリースされる運びとなった。なお、本稿執筆時点では価格は発表されていない。

本作は、2009年にXbox 360向けに発売された『Halo Wars』のリマスター版だ。オリジナル版の開発は『Age of Empires』シリーズで知られるEnsemble Studiosが手がけた(発売後に閉鎖されたため、同スタジオの最後の作品となった)。Xboxプラットフォームの看板FPSタイトル『Halo』シリーズのスピンオフとして制作され、コンソール向けRTSとしてゲームパッド操作への最適化がはかられた。リマスター版である「Definitive Edition」ではグラフィックが向上され、オリジナル版向けに配信されたDLCがすべて初期収録されている。Steam/Windows 10版では、もちろんマウス&キーボードでの操作にも対応しており、Steam版ではサーバーブラウザも利用可能だ。

キャンペーンモードの舞台は、シリーズ第1作目『Halo: Combat Evolved』の20年前。植民地である惑星ハーベストで、人類はコヴナント(複数の異星人種族からなる同盟体)と初めて遭遇する。UNSC(国連宇宙司令部)はコヴナントの侵攻に遭ったハーベストを奪還するが、その残存勢力が古代種族フォアランナーの遺跡で不穏な動きを見せていたことから、UNSC艦スピリット・オブ・ファイアが調査に向かう。ゲームではシチュエーションの異なる全15ミッションをプレイする。

ゲームモードにはそのほかスカーミッシュとオンライン・マルチプレイがある。いずれもUNSCかコヴナントのリーダーを選択しておこなう1対1、2対2もしくは3対3での対戦となり、スカーミッシュではCPUを相手にプレイする。両モード共通のゲームルールには、通常ルールの「スタンダード」と、基地やユニットがアップグレード済みの「デスマッチ」がある。オンライン・マルチプレイではそのほかに、フラッグを奪い保持することで資源とポイントを獲得できる「キープアウェイ」、チームの軍備強化度を競う「タグオブウォー」、一定間隔で到着する増援とともに資源が入れ替わる「リインフォース」といったルールもプレイ可能だ。

なお本作は、いずれのプラットフォーム間においてもマルチプレイのクロス対戦には対応しない。Windows 10/Xbox One版はXbox Play Anywhereに対応するため、クロスバイ・クロスセーブが適用される。

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