ファイプロ最新作『FIRE PRO WRESTLING WORLD』Steam早期アクセス版の実装内容が公開。エディットやオンライン対戦も可能

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スパイク・チュンソフトは5月22日、『FIRE PRO WRESTLING WORLD』のPC版について、Steamで実施予定の早期アクセス販売の概要を発表した。弊誌の読者にはおなじみだと思うが、Steamの早期アクセスについてあらためて簡単に説明すると、開発途中のゲームを販売し、プレイしたユーザーからのフィードバックを得ながらコンテンツの拡充やバグ修正などをおこない、完成版へと仕上げていくことができるシステムである。

本作の早期アクセス版には4つのゲームモードが実装される。まずオフラインの「ワンナイトマッチ」は、以下の5種類の試合形式を楽しめるモードだ。自らプレイするのはもちろん、CPU同士を戦わせることも可能。

 

・ノーマルマッチ
通常のプロレスルール。シングル・6人タッグ・ノーDQ(反則裁定無し)など、ルールや参加人数をカスタマイズ可能。

・ケージマッチ
金網に囲まれたリングで脱出をかけて戦う。勝利条件は、脱出できた場合のみか、3カウントを取った場合でも有効かを選択できる。

・電流爆破マッチ
ロープの代わりに有刺鉄線が張られたリングで戦う。有刺鉄線には電流が流れており、場外には地雷バリケードマットが敷き詰められている危険なデスマッチだ。

・バトルロイヤル
複数の選手が同時にリング上に上がり、全員が敵となる乱戦ルール。「オーバーザトップロープ」ルールを有効にすると、トップロープを越えて場外に落ちると敗北となる。

・総合格闘技ルール
金網に囲まれた10角形のリングで戦う。ラウンド制でKO決着のみ。エスケープも無いなど総合格闘技に則ったルールでおこなわれる。

 

「画像ギャラリー001(ノーマルマッチ)002(ケージマッチ)003(電流爆破マッチ)004(バトルロイヤル)005(総合格闘技ルール)006(ミッションモード)007(エディットモード)」

オフラインモードとしてはこのほかに、さまざまな課題をこなしていくチュートリアルを兼ねた「ミッションモード」や、レスラーやレフェリー、ベルトやリングを自由に作成でき、またすべての技の名称変更も可能な「エディットモード」が収録される。「エディットモード」で作成したレスラーデータは、Steam Workshopを通じてほかのプレイヤーと共有できる予定だ。

そしてオンラインモードとしては、オンライン対戦の「シングルマッチ」が収録される。当面は1対1のみだが、将来的には対応人数を増やしていきたいとしている。なお、「エディットモード」で作成したレスラーは、このオンライン対戦でも使用可能だ。

『ファイプロ』シリーズ最新作となる本作には、オンライン対戦やエディットの拡張以外にも新要素がある。その一つが「打撃応酬」システムだ。正面から組み合った際に、一定確率でチョップ合戦やエルボー合戦が始まる。そのほかに、対戦相手の必殺技を試合中に一度だけ出せる「掟破り」や、「振り向きショートレンジラリアット」など多数の新技も収録される。

スパイク・チュンソフトはSteamストアページにて、本作での早期アクセス販売の利用を決めた理由について、シリーズ初となるオンラインモードの調整をワールドワイドでおこなうことと、ユーザー間のエディットレスラーの交換機能の動作確認をしたいためと説明している。販売開始日や価格はまだ明らかにされていないが、同社によると早期アクセス中は割引価格で提供するとのこと。また、「欲しい要素をどんどん言ってください!また、エディットモードは奥行きが深いので、ベテランユーザーはぜひお手本を見せていただきたい!」とコメントしている。なお、本作はPlayStation 4向けにも発売予定だ。

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