仲間とともに30日間を生き抜く極寒のサバイバル『インパクト・ウインター』Steam版が配信開始。日本語対応は夏に延期

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バンダイナムコエンターテインメントは5月23日、Mojo Bonesが開発したサバイバル・アドベンチャーゲーム『Impact Winter(インパクト・ウインター)』をSteamで発売した。価格は2376円。なお、本作はPlayStation 4版の発売も予定されているが、こちらは発売日未定だ。

本作の舞台は、隕石の衝突によって深い雪に覆われてしまった世界だ。主人公のジェイコブ・ソロモンは、この大災害によって妻と娘を亡くしたが、4人の生存者と出会い廃墟と化した教会で身を寄せ合って生きていた。そんなある日、仲間の一人クリストフが見つけてきたアコライトと呼ばれるロボットが奇妙な無線を受信する。アコライトが発する信号を頼りに何者かがその場所を特定しようとしており、30日後にジェイコブたちがいる教会にやってくるという。救助がやってくる。そう信じたジェイコブたちは、救助が来るまでの30日間生き抜くことを決意する。

ゲームではプレイヤーはジェイコブを操作するが、彼はリーダーとしての素質はあるものの、特別なスキルを持っているわけではない。そのため、この過酷な世界を生き抜くためには、4人の仲間たちのスキルをうまく使いこなすことが求められる。前出のクリストフは電子工学の天才で、アコライトのアップグレードとメンテナンスをおこなうことができる。ウェンディは元獣医で、薬剤の知識が豊富であるとともに、料理が得意である。メカニックのマギーは、教会の設備のアップグレードを担当。そして元警官のブレインはサバイバルの知識が豊富で、狩りや探索の極意を教えてくれる。

プレイヤーはアコライトとともに外の世界を探索して資源や食料を確保し、仲間たちの健康状態に気を配りながら30日間を生き延びることを目指す。また、ミッションを達成するなどしてアコライトの信号を増強させることができれば、彼らが待つ救助がやって来るまでの日数は短縮される。しかしアコライトはジェイコブたちを助けてくれる心強い存在だが、そもそも何のために作られたロボットなのか。そして誰がアコライトの信号を追ってきているのか。謎は残されている。

なおバンダイナムコは5月22日、本作のSteam版発売を延期すると発表している。これは日本語版の発売が延期されたという意味だったようで、本日になってSteamストアページの対応言語から日本語のチェックが外され、「2017年夏に日本語サポートが追加されます」との告知が追加された。しかしどういうわけか、本作を購入して起動すると日本語で表示される。もしかするとローカライズに不備が発見されたため延期されたのかもしれない。ちなみにゲームの言語設定に日本語の項目はなく、オプションの設定を変更すると日本語では表示されなくなる。関連ファイルをすべて削除し、ゲームを再インストールすればふたたび日本語表示にできるが、素直に正式リリースを待った方がいいだろう。

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