「ラグ・ナ・ログ」弱体化など盛り込まれた『グウェント』の天候アップデートが配信開始。5日間以内なら粉砕時の紙片が増加


CD Projekt REDは、カードゲーム『グウェント』にて「天候アップデート」の配信を開始した。今回は「ラグ・ナ・ログ」を筆頭に数十枚のカードに調整が入っているほか、全般的なゲーム修正が盛り込まれている。詳細なパッチノートはこちらから確認してほしい。

まず目玉となっているのが「ラグ・ナ・ログ」「干ばつ」への弱体化。前者は各列の最強ユニット、後者は各列の最弱ユニットに毎ターン3ダメージを与えるこの2枚は、相手に「日の出」などの天候対処カードがなければ、プレイするだけで大きなアドバンテージを得ることが可能だった。今回はそれぞれダメージ値が2へと変更されており、毎ターン与える最大ダメージ数が9から6へと大幅に引き下げられている。もはや単純に入れておく定番カードではなくなると予想され、今後はデッキとのシナジーを考えて採用する必要があるだろう。くわえてニュートラル勢力では、同じく定番カードだった「ローチ」の戦力値が5から4へ、「シリ」が7から6へと低下している。

ほかにも多数の調整が入っているものの、今回のアップデートで特に目をひくのはニルフガード勢力の弱体化だ。リーダーの「ジョン・カルヴェイト」は4から3へ、「インペリアル・ゴーレム」は3から2へ引き下げられており、両カードを使った定番コンボの戦力値は13から9へと低下。「死体投射機」の強化(5から6へ)を除くと、戦力値に関しては、ニルフガードのカードはすべて弱体化を受けている状況だ。また、一部デッキにて採用されラウンド3にて強力なプレイが可能だった「禁衛旅団の重装弓兵」に関しては、デッキの一番上にあるユニットではなく、一番上にあるカード全般が能力の対象となるよう仕様が変更されている。

このほかゲーム全般の調整としては、カード粉砕時に得られる紙片の量が「コモン – 10」「プレミアムコモン – 10」「レア – 10」「プレミアムレア – 20」へと変更。リアルマネーで購入したタル1つにつき紙片が30付与。また6月13日(火)から5日間にわたり、「ラグ・ナ・ログ」など調整が入ったカードは、補填対象として粉砕時に得られる紙片の量が増加する。