『Fallout』と『The Elder Scrolls』の世界はつながっていない、Bethesdaが一部ファンの提唱する説を否定

 

Bethesda Softworksが有する2大オープンワールドRPG『Fallout』と『The Elder Scrolls』。一部ファンのあいだでは、両作の世界がつながっているかもしれないとの説が提唱されており、実際に『Fallout 4』では『TES』の「ニルンルート」らしき植物が発見されたことで注目を浴びたこともある(参考リンク: Kotaku)。しかしBethesdaのマーケティング担当Pete Hines氏は、海外メディアGame Spotの取材のなかで、「同じ宇宙ではない」とこの説をきっぱりと否定した。

Hines氏はインタビューのなかで、「我々は『The Elder Scrolls』を作った、それからまったく違うデベロッパーとパブリッシャーが『Fallout』を思いついて、そこから我々が買収したんだ。どうやったらそんな……」ともコメントしている。

『TES』シリーズは1994年に第1作目「Arena」がリリースされており、開発・販売はBethesda Softworksが担当。一方で初代『Fallout』はInterplay Entertainmentが開発・販売を担当しており、Bethesdaが関わるようになったのはIPの開発権利を買収した『Fallout 3』からとなっている。その後Bethesdaは、2012年にInterplayとの協議で『Fallout』の権利を完全に取得し、初期作品の販売権も2013年には取得している。