『Call of Duty: Modern Warfare Remastered』PS4版が国内でも7月27日に単体発売へ

 

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは6月27日、『Call of Duty: Modern Warfare Remastered(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア リマスタード)』を7月27日に発売すると発表した。プラットフォームはPlayStation 4で、価格はディスク版・ダウンロード版ともに5900円(税抜)。本作は昨年発売された『Call of Duty: Infinite Warfare』の「レガシーエディション」と「ダウンロード特別版」に同梱されていたものと内容は同じ。単体発売となり、より入手しやすくなる。

本作はInfinity Wardが開発し、2007年にPC/PS3/Xbox 360などで発売された『Call of Duty: Modern Warfare』のリマスター版だ。Raven SoftwareがHD画質のテクスチャーや、物理演算されたレンダリング、ハイダイナミックレンジに対応したライティングなど現代の技術をもってリマスターし、Infinity Wardは監修として携わった。それまで『Call of Duty』シリーズは第二次世界大戦を描いてきたが、同作で初めて現代を舞台にし、現代から近未来を描くシリーズの近作の流れを作った。累計1500万本以上を売り上げるなど、非常に高く評価された一作である。

キャンペーンモードではプレイヤーは、イギリス陸軍特殊部隊SASや、アメリカ海兵隊の一員としてプレイする。ロシアの過激派テロリストであり、スターリンを崇拝する超国家主義者のイムラン・ザカエフが、中東を拠点に活動する反米武装テロ組織を率いるアル・アサドと手を組み大規模なテロ計画を立てていた。これを察知したSASは計画を未然に阻止するため、アメリカ海兵隊との共同作戦を展開する。

マルチプレイは最大18人に対応し、マップはオリジナル版から16種類が登場する。ゲームモードや武器、キルストリークなどもオリジナル版と同じ。戦闘の中で経験値を稼ぎレベルアップすることで、スキルや武器がアンロックされていく。また、CREEK・BROADCAST・CHINATOWN・KILLHOUSEの4つのマルチプレイマップが収録された「バラエティマップパック」が別途1620円(税込)で販売されている。これはオリジナル版向けに販売されていたもので、リマスターを施されての再登場となる。購入特典にはレアドロップ10個とPS4用ダイナミックテーマが付属する。

本作の予約受け付けは、PlayStation取扱店にて本日から順次開始される。PlayStation Storeで販売されるダウンロード版については、予約受け付けはおこなわれない。ちなみに、本作は海外では6月27日に発売される。公開されたトレイラーの中で販売元のActivisionは「First on PS4」としているため、PC/Xbox One版についても後ほど単体発売されるものと思われる。