日本民話を題材にしたネコまみれアドベンチャー『Mineko’s Night Market』の販売はHumbleが担当、キュートな新動画も公開


インディーデベロッパーMeowza Gamesは、同スタジオの手がける新作『Mineko’s Night Market』の販売をHumbleが担当すると発表した。今回の発表にあわせて公式サイトをリニューアルし、キュートなトレイラーや複数の画像を新たに公開している。

『Mineko’s Night Market』は以前弊誌でも紹介したアドベンチャーゲームだ。本作の世界観は日本民話がベースになっており、舞台となる島には随所に日本文化が散りばめられている。プレイヤーは好奇心旺盛な女の子「ミネコ」になり、「アベ」とよばれるネコと気ままな生活を送る。フィールドにあるアイテムを集めることでクラフトすることができ、クラフトしたアイテムは夜店で販売することが可能。お金を集めれば自販機や屋台からユニークなアイテムを購入できる。街では多くのイベントが開催されているので、そうした催し物に参加できる。アイテム入手に勤しむよし、ネコを集めまくるのもよし、夜店を経営するのもよし。プレイヤーのスタイルに合わせた自由な暮らしが楽しめる。

本作の特徴は個性的なビジュアルだ。ポップでありながらどこか「和」を感じさせる。また
ゲーム内では常に時間が流れており、時間や季節によって場所の景色やイベントは大きく変化する。ネコを引き連れて景色が移り変わっていく「タシロジマ」をながめるのもひとつの楽しみだろう。

販売を担当するHumbleは、ゲームやコミック、小説などをバンドルとして販売するHumble Bundleのレーベルで知られている。昨年ゲームのパブリッシング事業に参入すると発表していた。『スーパーマリオ64』風のアクションゲーム『A HAT IN TIME』、魔法学校を舞台にしたRPG『IKENFELL』、牧場物語を意識した農場RPG『STAXEL』、ギーガー風ホラー『SCORN』など、すでに充実したラインナップが用意されている。『Mineko’s Night Market』も含めてまだまだ発売が先のゲームが多いが、インディーパブリッシャーと注目を集めつつある。

『Mineko’s Night Market』は2018年の発売を予定、プラットフォームはPC/Mac。コンソール機への移植も検討中とのこと。