スマホとJoy-Conが合体。ニンテンドースイッチでのオンラインボイスチャットに特化した周辺機器発売へ

アメリカを拠点とするアクセサリ販売メーカーNykoは、現地時間8月1日に「Clip Grip Power for Nintendo Switch™」を発売する。「Clip Grip Power for Nintendo Switch」はニンテンドースイッチのJoy-Conに装着するアクセサリだ。構造としては、Joy-Conをアクセサリに差し込む仕組みとなっている。

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同アクセサリはJoy-Conの外側にグリップがありコントローラーの握りやすさが向上するほか、Joy-Conにスマートフォンを装着できる構造になっている。Joy-Conの上部にスタンドが取り付けられており、ここにスマートフォンをはめ込めば、スマートフォンとJoy-Conが“合体”する仕組みだ。なぜスマートフォンをはめ込むスタンドがあるのかというのは、7月21日により試験的に開始されるニンテンドースイッチ向けオンラインサービスが関わっているだろう。ちなみにこのオンラインサービスは、現時点では『スプラトゥーン2』のみを対象としている。

ニンテンドースイッチでオンライン対戦を楽しみたいプレイヤー向けにモバイルアプリ「Nintendo Switch Online」が配信される。ニンテンドースイッチ上ではなく、このアプリを介して手持ちのスマートフォンを使って他プレイヤーとのおさそいやボイスチャットをすることになる。つまり、オンラインのボイスチャットをするにはゲームをしながらスマートフォンで他人と話せる状況を整える必要があるのだ。そうしたニーズにこたえるべく作られたのが「Clip Grip Power for Nintendo Switch」だろう。同アクセサリをJoy-Conに装着すれば、スマートフォンはある程度顔の近くにあることになる。一般的に、スマートフォンは床の上に置いても、ある程度声を出せば電話できる機種が多いが、顔の近くに固定できればより快適にプレイできるだろう。

ほかにもJoy-Conとスマートフォン両方を充電できるバッテリーが内蔵されており、ゲームカードを7枚、microSDカードを2枚まで収納できるという。重量による負担について気になるかたもいるかと思うが、このアクセサリが7.8 ounces(約220グラム)、Joy-Conがふたつ合わせて約100グラム。スマートフォンはたとえばiPhone 7を装着するとして、約140グラム。すべて合わせても約460グラムとなっており、Wii U GamePadよりも40グラム軽い計算になっているので、前作『スプラトゥーン』をプレイしたユーザーならば耐えうる重さだ。とはいえ、本格的にボイスチャットをしたいならばホリから発売される公式ライセンスヘッドセット「エンペラフックHDP」を購入したほうが賢明であることは言うまでもない。

いずれにせよ、同アクセサリを8月に発売するNykoのフットワークの軽さは特筆すべきものがある。同社はすでに多くのアイテムをニンテンドースイッチ向けに発表している。モバイルバッテリー機能を持つドック「Boost Pak for Nintendo Switch」を9月に、いつでもどこでもTVモードが楽しめる小型ドック「Portable Docking Kit for Nintendo Switch」を10月に発売する。ニンテンドースイッチ向け周辺機器がそれほど発売されていない現状を把握し、ユーザーのニーズに合わせて素早く商品展開するNykoのフットワークの軽さは見事だといえる。

Portable Docking Kit for Nintendo Switch

Nykoは、ニンテンドースイッチ向けのアクセサリに特化しているというわけではなく、PlayStation 4や他プラットフォーム向けにも「かゆいところに手が届く」独自色の強い製品を発売している。そのすべてがヒットしているわけではないが、今注目を集めるメーカーのひとつと言ってもいいだろう。

ちなみに「Clip Grip Power for Nintendo Switch」をはじめとした同社のニンテンドースイッチ向けアクセサリは、米Amazonを中心に販売される。米Amazonはこれらの商品を購入してもアメリカにしか発送できないとされており、現時点では日本からの入手はやや難しい。とはいえ、PlayStation 4向けのNykoのアクセサリは日本Amazonで販売されているので、のちに代理店などを通じて日本向けに発売される可能性も十分に考えられるだろう。

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