Blizzard Entertainmentは7月19日、『Overwatch（オーバーウォッチ）』の新ヒーロー「Doomfist（ドゥームフィスト）」を各種プラットフォーム（PC/PlayStation 4/Xbox One）にて7月27日に正式配信する旨を発表した。以下のプレビュー映像では、「格闘ゲーム・ジャンルへのラブレター」であるというドゥームフィストのキャラクター像、戦闘スタイルがどのように仕上がっていったのか、コンセプトアートやアセット映像とともに、その一幕を垣間見ることができる。
ドゥームフィストは7月6日に正式発表された本作25体目のヒーロー。機動力の高いオフェンス・クラスであり、ガントレットを使った近接攻撃を得意とする。複数のコンボ技を繰り出せるというのも彼の特徴であり、距離を詰められると厄介な存在となる。カウンターピックが明確なヒーローでもあり、たとえば彼のメインウェポンは装弾数が4発と単体では心細いことから、アビリティをシャットダウンできるソンブラとの相性は悪い。接近戦に持ち込みづらいファラにも苦戦する。
『Overwatch』のテスト環境であるPTRでは、7月6日よりドゥームフィストがプレイ可能となっており、現在までにいくつかのバランス調整がなされている。具体的にはロケットパンチ発動時の移動距離が20％短くなり、サイズミック・スラムのUIインジケータがクロスヘアの設定を問わず与ダメージ量を示すようになった。他のヒーローに関しては、ザリアのグラビトン・サージに引き寄せられた場合、移動アビリティを発動できなくなるという変更が加えられている。そのほかマクリー、リーパー、ラインハルトにも調整が入っており、このままの性能で本番反映されるのか、7月27日のアップデートに注目したい。
