Telltale Gamesが『The Walking Dead』シリーズを締めくくる最後のシーズンや、『Batman』『The Wolf Among Us』の続編を発表

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Telltale Gamesは7月19日、今週末にアメリカ・サンディエゴで開催される「Comic-Con International 2017」に合わせて、現在開発中の新作アドベンチャーゲーム3作品を発表した。いずれもファンが待ち望んでいたタイトルの続編となる。

発表の中で、まず最初に披露されたのは『Batman: The Enemy Within – The Telltale Series』だ。同作は、昨年リリースされた『Batman: The Telltale Series』の続編で、ブルース・ウェイン扮するバットマンは、ゴッサムシティに舞い戻ってきたスーパーヴィラン・リドラーと対峙することになる。その中で、のちにジョーカーとなる男と出会うことになり、難しい選択を迫られるという。同作は5つのエピソードに分けてリリースされる予定で、最初のエピソード「The Enigma」は、8月8日にPC/Mac/PlayStation 4/Xbox One向けに発売され、そのあとiOS/Android向けにもリリースされる。

続いて発表されたのは『The Walking Dead: The Final Season(仮題)』。数々の賞を受賞し、Telltale Gamesの名が広く知れ渡るきっかけとなった、Robert Kirkman氏原作の人気コミック「The Walking Dead」をもとにしたゲームシリーズの4作目だ。その仮題に付けられているとおり、シリーズ最後の作品となる。同シリーズではクレメンタインという女の子の成長をさまざまな形で描きながら物語を紡いできた。前作『The Walking Dead: A New Frontier』では一旦別の主人公を立てる形となったが、最後のシーズンではふたたびクレメンタインが主人公となり、彼女自身に焦点を当てた物語になるという。同作は2018年に発売予定。

そして最後に発表されたのは『The Wolf Among Us: A Telltale Games Series』の「シーズン2(正式タイトルは未定)」だ。Bill Willingham氏のコミックシリーズ「Fables」をもとにしたゲームで、シーズン1は2013年から2014年にかけてリリースされた。1980年代のアメリカ・ニューヨークにあるFabletownを舞台に、おとぎ話のキャラクターが人間に姿を変えて登場するというユニークな作品で、主人公のビッグビー・ウルフはもともとは童話「赤ずきん」に登場するオオカミだ。この街の保安官であるビッグビーは、凄惨な殺人事件の謎を追う。シーズン2では、ビッグビーやスノウ・ホワイトなど前作のキャラクターが引き続き登場し、新たな物語を描くという。同作は2018年後半にリリースされる。

Telltale Gamesの作品は、Steamやモバイル向けには国内でも継続的にリリースされているものの、スクウェア・エニックスが『The Walking Dead』の最初の2作をローカライズ販売した以外は、英語にしか対応していない。いずれも会話を選択して物語を進めるアドベンチャーゲームということもあり、Telltale Gamesには日本語を含む多言語対応を望みたいところだ。

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