『Bleed』PS4/Xbox One版が発表。“さいきょうのテレビゲームヒーロー”になりたい系女子の2Dアクション・ガンシューティング


Digerati Distributionは7月25日、2Dアクション・ガンシューティングゲーム『Bleed』のPlayStation 4/Xbox One版を発表した。発売日はPS4の北米版が8月22日、Xbox One版は8月24日で、価格は共に9.99ドル。なお、日本国内でも発売されるかは現時点では不明。

本作の主人公は、“さいきょうのテレビゲームヒーロー”になることを夢見るピンク髪の女の子Wrynだ。その夢を叶えようと、彼女はあるアクションゲーム内で“史上さいこうのヒーローたち”をぶっ飛ばして、誰が本当のヒーローかを世界中に知らしめるための計画を日々練っている。

本作のゲームプレイは、ツインスティックシューティングとアクションゲームを組み合わせたようなスタイルだ。右スティックを倒せば、その方向に銃がオートで発射される。そしてWrynは3回まで空中ジャンプ/ダッシュが可能。弾数に制限はないのでガンガン撃ちまくりながら、ステージ内を縦横無尽に飛び回る派手なゲームプレイが楽しめる。また、エナジーゲージを消費することで発動するスローモーションは、激しい敵の攻撃をかいくぐる際に有効だ。ステージ内で使用できる武器は2種類あり、初期の武器は2丁拳銃とロケットランチャーだが、ストアで武器を購入すれば装備を入れ替えることができる。

ボスを倒してステージをクリアすると、獲得ポイントに難易度や死亡回数などのボーナスをかけ合わせたスコアが算出される。このスコアはお金でもあり、メニューからストアに行くと、有効射程は短いが強力なショットガン・複数の敵に持続ダメージを与える火炎放射器・跳弾効果のあるリボルバー・貫通性能のあるレーザーライフル・敵弾を弾き返せる刀・遠隔起爆できるリモート地雷といった武器や、エナジーゲージやヘルスゲージの上限アップ、エナジーゲージの回復スピードアップといったアイテムを購入できる。

ゲームモードにはストーリーモードのほか、ライフひとつだけで全ステージクリアに挑戦するアーケードモード・任意の3体までのボスと同時にアリーナ対戦できるチャレンジモードがあり、アーケードモードとチャレンジモード内で選択できる内容はストーリーモードの進行状況に合わせてアンロックされていく。ストーリーモードの難易度は4種類から選択でき、敵の配置やボスの攻撃パターンが変化する。なお、いずれのゲームモードもローカル2人協力プレイに対応している。

*2012年に公開されたPC版のトレイラー

本作はBootdisk RevolutionことIan Campbell氏が開発し、もともと2012年にXbox 360のインディーゲームプラットフォームXbox Live Indie Games向けにリリースされ、翌年にはSteam版も発売された。今回発表されたPS4/Xbox Oneへの移植は、Nephilim Game Studiosが担当している。同作の成功を受け、今年2月には続編の『Bleed 2』がSteamで発売されており、いずれこちらもコンソールへの移植が実現することを期待したい。