『CUBOTS: The Origins』Steamで発売。ローポリ世界のキュートな箱庭で、キューブを転がすアクションアドベンチャー・パズルゲーム


Street Lamp Gamesは8月5日、『CUBOTS: The Origins』をSteamで発売した。価格は298円で、8月12日までは30パーセントオフの208円で購入可能。本作は弊誌でも以前紹介した、ローポリゴンで造られた箱庭でキューブを転がすアクションアドベンチャー・パズルゲームだ。

本作の基本ルールは、グレーのキューブ「CUBOT」を操作して、青色の「BLESSED CUBE」を押して、「BLESSED ZONE」と呼ばれるゴール地点まで運ぶこと。マップは四角い板の上に形成されており、マップの外に落ちるとステージをやり直しになる。また、「BLESSED CUBE」などのキューブに接している状態では押すことができず、少なくとも1マスは助走をつけないといけないので、マップの端や障害物に接する場所に転がしていってしまうと方向転換ができなくなる場合があるので注意が必要だ。

ステージを進めるにしたがって、ほかにもさまざまなキューブや仕掛けが登場し、よりパズルの難易度が高まってくる。たとえばバツ印が描かれたグレーの「GREY STRONG CUBE」は押しても動かすことができないが、地面にある「MORPHIN PORTAL」というボタンを踏むと、茶色の「BROWN STRONG CUBE」に変化して転がすことができるようになる。これを利用して、たとえば触れるとミスになるレーザーが道をふさいでいる場合、「BROWN STRONG CUBE」で遮ると通ることができるようになる。このほかにもいろいろと登場するが、すべては「BLESSED CUBE」を自由に押せる状態にし、「BLESSED ZONE」までのルートを切り拓くためにはどうすべきかを考えて使い道を探ることになる。

以前紹介した際はほぼキューブとボタンだけとシンプルだったが、あれから開発が進み“危険な要素”もさまざま実装されている。上述したレーザーもその一つだが、ステージによっては「ZBOT」と呼ばれる敵キューブが登場する。「ZBOT」はマップ内の特定のルートを周回しており、彼らの視界の中に入ってしまうと撃たれてミスとなる。ちなみに「BLESSED CUBE」など「CUBOT」以外のキューブは見つかっても問題ない。そのほかにも大砲に撃たれたり丸鋸が迫ってきたりとアクション要素が取り入れられている。

*自ら丸鋸に変身して、木を切り倒して道を切り拓くこともできる

本作には現在「FOREST」と「DESERT」の2つのステージに合わせて20種類ほどのマップが収録されており、さらに「SNOW」ステージが近日配信予定となっている。また現在はキューブや仕掛けの説明は英語表記のみに対応しているが、ほかの言語も追加予定とのこと。本作がSteam Greenlightに登録されていた際は日本語にも対応するとしていたので、こちらにも期待したい。