行動でシナリオが分岐するアドベンチャー『東京ダーク』9月7日にSteamで発売。都市の闇をアニメ調で描く

 

インディースタジオCherrymochiは、『東京ダーク』を9月7日にSteamにてリリースすると発表した。対応言語は日本語と英語。本作はSquare Enix Collectiveのサポートを受けている。

東京ダーク』はポイント&クリック型のアドベンチャーゲームだ。舞台となるのは現代の東京。主人公である刑事の伊藤アヤミは、突然姿を消してしまった相棒を探していた。相棒を探しさまざまな事実を知るうちに、都市の闇へと引きずり込まれていく。

本作の特徴は「SPINシステム」だ。アヤミにはSanity(正気値)Professionalism(職業値)Investigation(探索値)Neurosis(ノイローゼ値)といったパラメータが設定されており、プレイヤーの取る行動や会話の選択によって常に変化し続ける。たとえば、職務中にお酒を勧められそのまま飲んでしまうと職業値が低下する、同じ人物にしつこく同じ質問を繰り返すことでノイローゼ値が上がる。プレイヤーの選択によってパラメータが変動し、そのパラメータによってシナリオが分岐していくのだ。エンディングについては11種類用意されているという。

本作はアニメ調のグラフィックがひとつの特徴となっているが、開発チームメンバーのほとんどが海外出身もしくは海外在住であるという。東京をよく知る日本人と外国人がイメージする日本の都市を融合させていると以前の弊誌のインタビューでも語っていた。

Kicsktarterキャンペーンの成功から2年、とうとう発売日が決定した『東京ダーク』。発売後もいくつかのアップデートを小規模なアップデートを予定しているとのことなので、発売日を楽しみに待ちたい。


国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)