『PUBG』アジアサーバにて1人称視点モード解禁。有料クレート排出アイテムのマーケット取引も開始

 

『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』(以下、PUBG)の1人称視点モードが、アジアサーバにて解禁された。同モードは8月上旬の月次アップデートにてテスト運用が開始されたもの(関連記事)。現在は北米/欧州サーバでテストされていたソロ/デュオだけでなくスクワッドも選択できるようになっている。リーダーボードに関しては後日実装予定。また不具合によりロールバックされていた、マッチ切断後のリコネクト機能も復活している。

同じく8月10日には、Steamマーケットプレイスにて、有料クレート「Gamescom Invitational Crate」排出アイテムの取引が開始された。厳密にいうと、1週間の取引制限がかかっているアイテム群の、8月3日排出分がマーケットに出回り始めている。同クレートは2.50ドルの有料キーにより開封するもの。クレート内のアイテムは5段階のレアリティ分けがされており、稀に複数のアイテムがセットになった特別ボックスが排出されることもある。

「Gamescom Invitational Crate」排出アイテム一覧

最高レアリティ(赤)である「School Skirt」の平均販売価格は3万4000円以上で、本稿執筆時点(8月10日17時)では5万円以上での取引も成立している。レアリティをひとつ落とした「Pleated Mini-Skirts(Black)」と「Camo Hotpants」は2万円前後。紫レアリティの「Sneakers(WHITE)」「Tracksuit Top」などは2000円から3000円で、青レアリティの「Camo Cap」「Tracksuit Pants」「Tracksuit Top」は800円から1500円前後が相場となっており、有料クレートの中では最も低い、緑レアリティのアイテムは数十円から300円ほどで取引されている。

無料クレート「Survivor Crate」「Wanderer Crate」から排出される同レアリティのアイテムと比較したところ、現時点ではそれほど相場に差は出ていない。無料クレートから排出される最高レアリティ品「Pleated Mini-Skirts(Blue)」「Mini-Skirt(Purple)」はいまだ3万円以上で取引されている。価格差が生まれていない要因としては、まだ各種クレートが登場してから日が浅く、有料・無料クレート問わずマーケットへの供給量が少ないことが考えられるだろう。

クレート自体の平均販売価格は、8月7日以降の3日間、100円から300円の間で推移している。月曜日の「クレート取得制限リセット」と同時に価格が低下し、そこから週の後半にかけて高騰していく傾向にあるため、買い注文を出すなら月曜が狙いどきだろう。なお有料クレートは1アカウントあたり週6個までという数量制限が付いているだけでなく、8月27日までの期間限定品となっているため、販売終了後には排出アイテムの価格高騰が期待できる。ちなみに『PUBG』の最高値アイテムは、ゲームの事前予約特典であった「PLAYERUNKNOWN SET」。いまでも10万円近い価格で出品されており、購入希望も2万件以上と強い人気を誇っている。