ニンテンドースイッチ専用プロジェクター開発中。持ち運びも可能で、120インチまで投射する


発売以来、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)向けにさまざまなデバイスの開発が始まっている。装着型のモバイルバッテリーや持ち運び用のドック、ボイスチャット向けキットなどさまざまな周辺機器が発売予定であるが、今回発表されたのは専用プロジェクター。中国を拠点とする企業YesOjoが、世界初のニンテンドースイッチ向けプロジェクターOJO projector for Nintendo Switchを開発中であることをNintendo Lifeが報じている。現在開発状況はプロトタイプの段階であるが、Indiegogoなどで資金を募り製品化を目指しているという。

OJO projector for Nintendo Switchは、30から120インチまでの投射とフルHDまでの入力に対応しており、コントラスト比は1000:1。またHDMI入力にも対応する。モバイルデバイスという事情もあってかルーメンは200と控えめであるが、屋外でも使えるように設計されているとのこと。2万mAのバッテリーを搭載し、ステレオスピーカーから音が流れるようだ。すでに公式Twitterでは『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』をプレイする映像が投稿されている。

もちろん、HDMI入力に対応していれば通常のプロジェクターでも、ニンテンドースイッチの画面を壁投射できる。OJO protector for Nintendo Switchは、ドックに投射機が付いているデザインが“それっぽく”はあるが、現時点ではニンテンドースイッチ向けに特化した機能はないようだ。とはいえ、ドックと一体になっている画像を見るとどこか高揚感を抱いてしまう部分もある。解像度や価格という重要な情報が明かされていないので、今後の続報に期待したい。