Steamで早期アクセス販売中の『ファイヤープロレスリング ワールド』大型アップデートで音楽取り込み機能や S-1ルールなどが追加

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スパイク・チュンソフトは8月18日、現在Steamで早期アクセス販売中の『FIRE PRO WRESTLING WORLD(ファイヤープロレスリング ワールド)』向けのアップデート「バージョン 0.9005」をリリースした。これまでに実施されたアップデートでは各種調整や不具合の修正が主な内容となっていたが、今回のアップデートはいくつかの新機能を追加する大型アップデートとなる。

まず、音楽の取り込み機能が実装されている。対応するファイル形式はmp3・wav・oggの3種類で、ユーザーが所有する任意の音楽データを指定のフォルダ(デフォルトではC:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\FPW\BGM)に置くことで、「試合中BGM」および「レスラーテーマ曲」として再生することができる。

新技として、うつ伏せ頭に「両腕取りデンジャラスニーキック」、カウンターに「フラップジャック」、ポスト飛びに「ダイビング飛び付きカッター」、組み(大技)に「ファイナルパワーボム」が追加された。上に掲載したファイプロ公式Twitterアカウントが動画で紹介しているのは「両腕取りデンジャラスニーキック」だ。また、立ち技格闘技の「S-1ルール」も実装されている。このルールでは、組み技はすべてクリンチになり、格闘系スタイルでは打撃技の攻撃力が大きく上昇するという。

そのほかマウス操作の実装や、ウィンドウモード時の解像度設定の実装、レスラーメイクのブラッシュアップ、そのほか各種不具合の修正もおこなわれている。詳しいアップデート内容はSteamコミュニティページのパッチノートを確認されたい。

先月発売され、現在早期アクセス販売中の本作はまだまだ開発途中ということで、公式サイトでは開発陣がさまざまなアイデアを語っている。開発プロデューサー兼ディレクターの小林高志氏は、本作の売り上げが少しでも上がればそういった夢のプランも現実味を帯びてくると述べている。非公式の参考値ではあるが、SteamSpyによると本作の所有者数は約2万3000人で、最近の同時プレイヤー数は300人前後となっている。今回のようなアップデートを重ねていくことでさらに多くのプレイヤーを獲得し、Steamでの正式リリースおよびPS4版の発売へと繋がっていくことを期待したい。

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