『バイオ7』『シティーズ:スカイライン』など最安値セールタイトル浮上。先週のSteamセールスを観測する振り返りSteam


Steamストアにおける「全世界売り上げ上位」を観測し、チャートに浮上した最新作や注目作を独断と偏見で紹介する週間連載企画「振り返りSteam」。第二十一回となる今回は8月14日(月)から8月20日(日)のSteamランキング情報をお届け。

バイオハザード7 レジデント イービル

先週は上位に大きな動きがなく、セールタイトルがチャートに顔を出していた。珍しくセールされていたのは『BIOHAZARD 7 resident evil(バイオハザード7 レジデント イービル)』。本日8月21日の深夜まで最安値である4割引の約4800円で購入できる。なお「グロテスクVer.」については割引販売されていない。『バイオハザード7』は『バイオハザード5』以降の大作アクション路線を脱却し、恐怖への原点回帰を目指して開発された。一人称視点が採用されているほか、PlayStation VRでのプレイにも対応、ホラー感を強調したタイトルへと仕上げられている。『バイオハザード 7』といえば、春の無料配信を予想していたDLC「Not A Hero」は延期の発表以降音沙汰ない。こちらの続報も期待したいところだ。

シティーズ:スカイライン

シティーズ:スカイライン』も同様にセール実施中だ。『シティーズ:スカイライン』はColossal Orderが開発を手がける、『SimCity』に代表される都市建設シミュレーション。プレイヤーは道路を張り巡らせて区画を設定し、電力や交通量などの問題に対処しながら、都市を構築していく。オーソドックスながらも基本に忠実なゲームデザインや、Modフレンドリーな姿勢が高い評価を得ている。『シティーズ:スカイライン』では昼夜の概念を導入する「After Dark」や雪景色を楽しめる「Snowfall」、災害をもたらす「Natura Disasters」などDLCがリリースされており、こちらもセール対象となっている。本作はPlayStation 4/Xbox One版の国内発売も決まっているので、公式の日本語を楽しみたい方はこちらをプレイするといいだろう。

Prey

セールタイトルのなかでもっとも売り上げを伸ばしているのは『Prey』だ。『Prey』は今年の5月にBethesda Softworksから発売された一人称視点のホラー・アドベンチャーゲーム。『Dishonored』シリーズで知られるArkane Studiosが開発を手がけている。発売後三か月が経過し、現在Steamでは半額の3990円でゲームを購入できる。セールの実施にあわせて体験版の配信も開始している。ゲームプレイだけでなく、スピードランとしても人気を博しているタイトルであるので、これを機会にデモ版を遊んでみてもいいだろう。セールは今月30日まで実施されるようだ。

先週AUTOMATONで紹介した、発売もしくは正式リリースされたタイトルは以下のとおり。

8月16日 3人のキャラクターを切り替えて戦うTPS『Agents of MAYHEM』Steamで発売。『Saints Row』シリーズ開発元の最新作
8月16日 サイバーパンク・ホラーゲーム『>observer_』Steamで発売開始。脳をハッキングして他人の恐怖を追体験する特殊捜査官を描く
8月18日 早期アクセス期間約4年の『Castle Story』ついに正式リリース。黄色い生物の労働を見守る城作りストラテジー
8月19日 AI刑事が失踪事件の真相を追うテキストADV『Subsurface Circular』配信開始。地下鉄が舞台のSFミステリー