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予約開始された北米版「ミニスーファミ」は即売り切れで転売品が並ぶ、9月中旬以降に予約開始の国内版の行方は

ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンの北米版にあたる「Super Nintendo Entertainment System」の予約が開始されたが、現地はなかなか混沌とした様相を呈しているようだ。北米版ミニスーファミは、8月22日にAmazonやBest Buy、 Gamestopなどアメリカの小売チェーンなどで予約開始されたが、通販サイトや小売店に人が殺到し、一瞬で売り切れる事態となっている。そして、品薄になったミニスーファミはAmazonやeBayのマーケットプレイスに、大量に並んでいる。こうしたマーケットプレイスに並ぶ商品は定価80ドルの約3倍にあたる約240ドル以上の値札がつけられている。待っていたと言わんばかりに転売屋が猛威を振るっているのだ。

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一部のGameStopでは、ミニスーファミ、サードパーティーのコントローラー、そしてよくわからない本と抱き合わせのみ在庫があるという。どこかで聞いた話だ。

こうした状況に怒りを見せているのはユーザーだ。Redditでは「自分たちがミニスーファミを買えないのは転売屋のせいだ!」と糾弾するスレッドが立てられ「買うやつも買うやつだ」「eBayは発売から30日前の予約品はブロックする仕組みなのでは?」「もはやeBayは無法地帯だ」といった嘆きと憤りが混ざった声が散見される。

ユーザーの怒りの矛先の中心が転売屋にあるなら、メディアの怒りの矛先は任天堂に向けられている。USgamerは「任天堂は人気が出ることを知っていたはずだ、Wii、amiibo、そしてNintendo Switchでも起こったことだ。」と述べ、ユーザーの失望の責任は任天堂にあると手厳しく批判している。Polygonもまた「NES Classic(ミニファミコン)においては、需要を見誤ったと主張することができるが、今回においてはそういったことを言える余地はない」と批判している。

北米版ミニファミコン発売後からニンテンドー・オブ・アメリカは幾度も品薄を謝罪していただけに、その失望は大きい。ニンテンドー・オブ・アメリカに独自の戦略を立てており段階的に在庫を放出しているのか、膨大な数を用意しそれを上回ったのか。真実は定かではないが、悲しみに暮れるユーザーが多く存在しているというのは事実であるようだ。

こうした品薄や転売といった話題は、日本のユーザーにとってもまったく他人事ではないだろう。現在も日本でニンテンドースイッチは品薄状態が続いており、家電量販店の周囲に長蛇の列が並ぶ光景が目撃されている。ミニスーファミは、ミニファミコンに勝るとも劣らない前人気を見せている。9月中旬以降に予約が開始するというこのハードをめぐる熾烈な戦いが繰り広げられることは間違いないだろう。2017年は「品薄」とは切り離せない存在にある任天堂が、できる限り多くのミニスーファミを用意してくれることを願うばかりだ。