キュートな帽子娘の『A Hat in Time』10月5日に発売。2013年にKickstarterを成功させた、64時代を彷彿させる3Dアクションゲーム

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Gears for Breakfastは8月24日、3Dアクションゲーム『A Hat in Time』を10月5に発売すると発表した。プラットフォームはPC(Steam/Humble Store/GOG)/PlayStation 4/Xbox Oneで、価格は29.99ドル。本作は、2013年に実施されたKickstarterキャンペーンで初期目標金額のおよそ10倍となる約3200万円を集めることに成功し、開発が続けられてきた。

本作の主人公は、大きなシルクハットがトレードマークの女の子Hat Kid。宇宙船に乗って旅をしていた彼女は、ある出来事によってTime Pieceと呼ばれる大事なアイテムを近くの惑星に落としてしまう。そして彼女はその惑星に降り立ち、バラバラに散らばったTime Pieceを取り戻すための冒険に出る。しかし、Time Pieceを探し求めているのはHat Kidだけではなく、Mustache Girlと呼ばれるヒゲっ娘がその力を悪だくみに利用しようとしていた。

ゲームは敵を倒しながらステージを探索してアイテムを集めていくクラシックなスタイルだ。Hat Kidはさまざまなアクションが可能で、通常のジャンプ以外にもウォールジャンプや二段ジャンプ、またゲームを進める中で愛用の傘を使ったフックショットなども可能になる。そうしたアクションを駆使してステージを縦横無尽に駆け回るのだ。敵とのバトルをこなすことで傘をアップグレードできるほか、ステージ内で魔法の糸を見つけ出し、新しいハットを編むことで爆弾の調合など新たなアビリティを覚えることもできる。

本作は全5章で構成され、それぞれまったく異なる環境を冒険することになる。また、Kickstarterキャンペーンのストレッチゴール達成によりボーナスステージが2つDLCとして配信されるほか、協力プレイへの対応や、ニューゲームプラスの追加なども決定している。

本作は『スーパーマリオ64』や『ゼルダの伝説』『バンジョーとカズーイの大冒険』といったNINTENDO64時代の3Dアクションゲームの良いとこ取りをしたようなゲームを目指しているという。開発期間が長くUnreal Engine 3のまま開発しているせいか、いま見るとやや時代を感じさせるグラフィックではあるが、本作のコンセプトからすれば問題にはならないだろう。トレイラーからはキュートなHat Kidや、バリエーション豊かなステージ・アクションの魅力が十分に伝わってくる。

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