マイクロソフト、予約完売の「Xbox One X Project Scorpio Edition」の記録的な予約状況を報告。通常版の予約受付は来月にも開始

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マイクロソフトは先日、gamescomにて「Xbox One X Project Scorpio Edition」を発表し、同時に予約受け付けを欧米で開始した。同社のマーケティング担当シニア・ヴァイス・プレジデントMike Nichols氏は8月25日、本機が記録的な早さで売り切れとなっており、またこの5日間での予約数は、これまでに発売したどのXboxをも上回ったと発表している

「Xbox One X Project Scorpio Edition」は、Xbox One Xのコードネームであった「Project Scorpio」の文字を本体とコントローラーに刻印した、Xbox Oneで言うところの「Day One Edition」にあたる初回限定本体だ。すでにほとんどの国で売り切れとなっている。今回の発表の中で小売大手GameStopのBob Puzon氏は「予約用に用意した本体の売れ行きは我々の予想を上回るもので、最初のXbox One本体の予約受け付け時の経験を上回りました」と語る。またドイツの小売チェーンMedia Marktは「Xboxの歴史の中でもっとも早く売り切れた」としている。

マイクロソフトは具体的な数字を示していないため、「Project Scorpio Edition」がどれだけの台数が用意され各販売店に割り振られたのかははっきりしない。その台数によっては、「もっとも早く売り切れた」というのはあまり意味のない記録である。また、比較となった過去のXboxの予約数も、発売日までのすべての総数なのか、同条件で最初の5日間の数字なのか発表からは読み取りにくい。ちなみに、マイクロソフトは2013年のXbox Oneのローンチ時に「発売から24時間以内に100万台以上を売り上げる、Xbox史上最大のローンチだった」と発表している。もちろん、すべてが予約からの売り上げではないだろうが、ひとつの目安にはなりそうだ。

いずれにせよ、マイクロソフトが用意した台数は早々に売り切れ、良いスタートを切ったことには間違いない。Xbox One XはXbox One Sよりも100ドルから250ドル高い499ドルという設定だが、マイクロソフトが“もっともパワフルなコンソール”だと謳う本機に多くのゲーマーが期待しているのだろう。同社は通常版のXbox One X本体の予約受け付けに関しては、来月にも案内するとしている。Xbox One Xは欧米で11月7日に発売予定だ。日本での発売時期については「近日公開予定」としている。

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