島暮らし牧場ファンタジー『Re:Legend』Kickstarterは目標額の9倍を集める成功を収め終了、家庭用機版の発売含めた新要素実装へ


マレーシアを拠点とするインディースタジオMagnus Gamesが開発する『Re:Legend(リ:レジェンド)』のKickstarterキャンペーンが終了した。目標額は7万シンガポールドル(約560万円)であったが、その9倍にもなる63万シンガポールドル(約5100万円)を集めた。2017年に実施されたKickstarterキャンペーンのなかでも、大成功といえる部類である。

Magnus GamesはKickstarterのアップデートにて、7万シンガポールドルを集められるか不安だったキャンペーン前日を振り返りつつ、今回のキャンペーンの成功を喜びユーザーへ感謝の意を表している。開始後数時間でその半額を集め、さらには数日で目標額へと到達。その勢いは留まることなく、最終的に63万シンガポールドルへと達した。アップデートの記事では島の夜を彩る美しい音楽も公開されている。

『Re:Legend』は孤島を舞台としたロールプレイングゲームだ。『ルーンファクトリー』や『ファンタジーライフ』『デジモンワールド』から影響を受けていることを公言しており、島を舞台とした生活が展開される。プレイヤーは、景観豊かな島を探索したり、農場や水辺を整理し作物を飼育したり、釣りをしたり、伐採をおこなったり、島の住民と友人もしくは恋人となってみたりなど、自由なプレイができる。そしてもっともも力が入れられているのがモンスターであるMagnusの育成だ。Magnusはプレイヤーの戦闘を助けるだけでなく、さまざまな作業の手伝いもしてくれる。Magnusを育てることで彼らは進化し、姿かたちを変えて新たな一面を見せてくれる。どのようなMagnusをお供にし、どのように島を暮らすかはプレイヤー次第。

Kickstarerキャンペーンにおけるストレッチゴールの達成により、オーケストラの生演奏音源の収録、フルボイス化、新たな結婚対象キャラクターの追加、Magnusの繁殖要素の導入などの実装に加え、前日報じたようにPlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch版のリリースが確定している。Magnus Gamesは今後も更新を続けていき、その中ではユーザー参加型の投票なども実施する予定があるとのこと。

『Re:Legend』は前述したゲームシステムのほかにも、かわいらしいビジュアル、そしてVideo Game Orchestraをプロデュースする仲間将太氏が制作参加している美しい楽曲も人気を博している。現時点で日本語への対応を予定しているほか、非公式ながらMagnus Gamesと連携した日本語アカウントが情報発信をおこなっているので、気になった方はフォローしてほしい。

『Re:Legend』はPC/PlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch向けに2018年Q1(春頃)発売予定だ。