Hello Gamesは8月25日、Steam/PlayStation 4向けに販売中の『No Man’s Sky（ノーマンズスカイ）』におけるアップデートを実施した。今回の1.34アップデートでは、訪れた「ポータル」の場所が多いほどセーブデータのサイズが肥大化しセーブができなくなるといった問題など、数多くの修正がなされている。
Hello Gamesは『ノーマンズスカイ』において今月8月だけでも5度のアップデートを実施している。8月9日に新規シナリオなど多岐にわたるコンテンツを追加する大型アップデート「Atlas Rises」を実装し、それに付随する不具合修正などをおこなっているわけだ。大型アップデート実施直後からセーブデータに関連したクラッシュが報告されており、バグが多かった証拠ではある。しかしながら、買い切りタイトルであり有料DLCをリリースしていないにもかかわらず、発売1年経ってもこれほどアップデートする作品は珍しいだろう。
ちなみにポータルにおけるバグは今回修正されたもの以外にもあるとされており、Hello Gamesは現在調査しているという。確認がとれ次第、次回のアップデートにて修正されるとのこと。そのほか先日にはマルチプレイにおける拡張を示唆するなど、さらなる無料アップデートを続けられていくことが示唆されている。発売直後に落ち込んだ評判を払拭せんとばかりに懸命なアップデートを続けるHello Gamesの、『ノーマンズスカイ』をめぐる旅はまだまだ続きそうだ。
