セガ、Steam版『ソニックマニア』をプレイする際にオンライン接続が必須となる仕様を修正。「Denuvo」の影響については否定


セガは8月30日にSteam版『ソニックマニア』のアップデートを実施し、オンラインに接続しなければゲームがプレイできない仕様を修正したと発表した。昨日弊誌でも報じたように、Steam版『ソニックマニア』ではゲームをプレイする際にオンライン接続が必須であり、この仕様はコピーガード「Denuvo」を導入した影響ではないかと批判を受けていた。発売から1日を待たずしてセガはこの仕様に対処している。またアップデートを実施する直前に、Facebookにおける海外セガ公式アカウントが今回の問題が発生したの経緯を説明している。

https://www.facebook.com/SEGA/posts/10155636608246796

セガはPC版『ソニックマニア』へのフィードバックに感謝の意を表しつつ、今回のトラブルの背景にはゲームのコードに問題があったと説明。開発チームはすぐさまこの問題を修正し、最終確認をおこなってからアップデートすると告知した。実際にこの投稿から約1時間後にアップデートがおこなわれ問題は修正されている。セガは問題の報告にあわせてコピーガードDRM「Denuvo」についても言及。オンラインを強制する仕様は、あくまでゲームのコード設計による発生した問題であり、DRMによって引き起こされたものではないとコメントし、「Denuvo」と今回のトラブルの関連を否定している。

すでにSteam版『ソニックマニア』はオンラインに接続せずともプレイできるようになったほか、Steamストアには不正防止DRM「Denuvo」が含まれていることが表記されている。DRMの表記については、予約発売から現在までストアページに記載されていなかったことが強い批判を浴びていた。