カプコンの落ち物パズル続編『Puzzle Fighter』がモバイル向けに海外発表。リュウ・モリガン・ダンテ・フランクさんなど勢揃い


カプコンは8月31日、『Puzzle Fighter』をiOS/Android向けに海外発表した。本作はカプコンが90年代にアーケードや家庭用向けにリリースした、『ストリートファイター』シリーズや『ヴァンパイア』シリーズのデフォルメキャラクターが登場するパズルゲーム『スーパーパズルファイターIIX』の続編である。

本シリーズは対戦型の落ち物パズルゲームで、画面上から降ってくる2個1組のジェムを積んでいき、そこにクラッシュジェムをくっつけると同じ色で繋がったジェムが破壊されるというルール。ジェムは4色あり、繋げて大きな塊にすることで、破壊した際に対戦相手により多くのカウンタージェムを送ってプレイの邪魔をすることができる。そして画面上までジェムが積み上がった方が負けだ。前作では、キャラクターはゲームの状況に合わせて必殺技などのアクションを取るほか、カウンタージェムの配列パターンにキャラクターごとの個性があった。

今回発表された『Puzzle Fighter』は基本的なルールは変わらないようだが、モバイル向けということで縦画面表示に合わせたレイアウトに変更されている。前作では画面を左右に2分割して両プレイヤーのパズル画面が表示されていたが、本作では対戦相手のパズル画面は右脇に小さく表示される。また画面中央にいたキャラクターは、画面上部に移動している。なお対戦はCPUはもちろん、対人のリアルタイム対戦にも対応している。

キャラクターには、前作から引き続きリュウ、ケン、春麗、モリガンらが登場するほか、『デビルメイクライ』シリーズのダンテ、『ロックマンX』シリーズのエックス、『デッドライジング』シリーズのフランク・ウエスト、『ファイナルファイト』シリーズのマイク・ハガーなど、おなじみのカプコンキャラクターが対戦格闘ゲームに限らず幅広く登場し、画面上部にはそういったゲームのステージが再現される。本作ではメインキャラクターのほかにアシストキャラクターを2人選ぶことができ、メインキャラクターのアビリティを高めることができるそうだ。

本作の開発はCapcom Vancouverが手がけており、まずいくつかの国で先行配信してさらに開発を進めたのち、年内にも全世界で配信するとのことだ。今のところ国内向けには発表されていないが、日本での配信にも期待したい。