『Dauntless』クローズド・ベータ配信開始。浮遊島で仲間と共に巨獣を狩る最大4人Co-opのアクションRPG


Phoenix Labsは9月1日、仲間と共に巨獣を狩る『Dauntless』のクローズド・ベータテストを開始した。本作は『モンスターハンター』シリーズにインスパイアされた、最大4人Co-opのオンライン・アクションRPG。対象プラットフォームはPCで、F2Pモデルのタイトルとして開発が進められている。有料のクローズド・ベータに参加するには、公式サイトよりファウンダーズ・パックを購入する必要がある(日本語は非対応)。

『Dauntless』の世界は、大規模な災害により陸地が無数の浮遊島に分裂している。「Shattered Isles」と呼ばれるこの島群では、巨獣ベヒーモスが人々の生活を脅かしており、プレイヤーはベヒーモス退治の達人「スレイヤー」の一員として仲間と共に狩りに出ることになる。巨獣との戦いは、そのひとつひとつがボス戦であるかのような長時間にわたる激戦。自らのスタミナを管理しつつ、相手の攻撃パターンと弱点を観察し、空きを狙って一撃を加えていく。

ゲームの流れとしては、人々が生活するハブエリア「Ramsgate」でクエストを受領し、掲示板から狩りたいベヒーモスの種類を選択。同条件のプレイヤーとマッチングするか、ソロで狩りに挑むことができる。その後は飛行船に乗ってほかの浮遊島に移動。島では岩や木からクラフト素材を採集しつつ、獲物を探し出す。ベヒーモスの位置はコンパスに表示されないため、自力で探すか探知用アイテムを使用して居場所を絞り込むことになる。敵と接触した際には空にフレアを撃ち、仲間に位置を知らせることができる。

ハブエリア「Ramsgate」
島によって草原や雪原などバイオームが異なる

現時点で使える武器は剣、斧、ハンマー、チェインブレイドの4種類。それぞれ技のコンビネーションやアビリティが異なる。剣は攻撃力と機動力を兼ね備えたバランス型の武器であり、通常攻撃と属性攻撃の組み合わせにより繰り出せる技の種類が多い。斧は溜め攻撃により強力な一撃を放つ高ダメージの武器だ。ハンマーはその重量を生かした強打だけでなく、ショットガンのような散弾を放つことが可能。地面に向かって弾を撃ち込めば反動で宙に飛びあがり、そのまま振り下ろし攻撃に繋げることができる。チェインブレイドは近距離からの高速攻撃と、鎖を使った遠距離攻撃の両方を備えている。鎖をグラップリングフックのように使って距離を詰めたり、スピンキックで距離を離すことが可能であり、最も多才な武器といえる。

ベヒーモスを倒すと戦利品「ベヒーモス・コア」を獲得する。これは装備品のクラフト素材が手に入るトレジャーボックスであり、コアのレアリティが高いほど、希少な素材の入手確率が上がる。集めた素材はハブエリアにある鍛冶屋で武器・防具のクラフトおよび強化に使用。本作にはレベルの概念がなく、キャラクターの攻撃力と防御力は装備品に依存している。そのほかハブエリアでは他プレイヤーと交流したり、エモートやバナーといったコスメアイテムを排出する「クロマ・コア」を購入できる(有償のゲーム内通貨「プラチナ」が必要)。排出品には武器・防具の染色アイテムも追加される予定だ。

『Dauntless』はまだまだ開発の早期段階にあるが、ゲームプレイの骨組みは出来上がっている。本作をサポートしたい、もしくは早めに触れておきたい方はファウンダーズ・パックの購入を検討してみてはいかがだろうか。なお近日中には開発ロードマップを公開し、今後追加されていく機能やコンテンツ、イベントの概要を説明するとのことだ。