Bethesdaのニンテンドースイッチでの攻勢は今後も続く「『スカイリム』や『DOOM』で終わらない。関係の始まりにしたい。」

Bethesda Softworks(以下、Bethesda)は、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)で積極的な展開を見せるパブリッシャーのひとつだ。目玉ともいえる『The Elder Scrolls V: Skyrim(スカイリム)』をはじめ、先日のNintendo Direct 9.14では『DOOM』『Wolfenstein II: The New Colossus』をニンテンドースイッチ向けにリリースすることを発表している。

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Bethesdaはこれまで全く任天堂プラットフォームでの関わりを持たなかった。それどころか、Wii Uの時代には任天堂のサードパーティとの対話の欠如を指摘し、リリースの可能性すらも否定していた過去を持つ。なぜニンテンドースイッチでタイトルをリリースしようと決意したのだろうか。同社のマーケットおよびセールス部門のバイス・プレジデントであるPete Hines氏は、VentureBeatの取材に応じ一連の動きについて説明している。

Hines氏は、任天堂との長期間に及ぶ「対話」が存在していたことを明かしている。ニンテンドースイッチを公に発表する前からBethesdaに接触し、ハードウェアスペックの詳細やどのような機能があるかを説明していたという。他の大手会社も発売前から任天堂とこうした対話を交わしていたことを明かしており、Wii U時代の課題を克服すべく動いていたようだ。

そして氏はハードウェアの「携帯性」に注目しているようで、家の中だけでなく、飛行機やホテルで遊べるという体験できるという点をたびたび称賛している。また氏は、同社のタイトルを遊んだことのないユーザーに親しんでもらえることにも興奮していると語っている。Hines氏は『スカイリム』、『DOOM』『Wolfenstein II: The New Colossus』のリリースについて自信を持ちながらも、これらのタイトルは終わりではなく、任天堂および任天堂ファンとの関係の始まりにしたいとも語っている。

PC版『Wolfenstein II: The New Colossus』のスクリーンショット。このクオリティにどこまで迫れるか。

すでに海外メディアでは前述したBethesdaタイトルのパフォーマンス分析が始まっている。『スカイリム』について以前報じたとおり、30fpsで安定した動作が複数のメディアで報告されているほか、『DOOM』についても携帯モードでもほかの据置ハードに劣らないパフォーマンスで動作しているとNintendo World Report TVなどで報告されている。『DOOM』については、データサイズの関係もあってか、マルチプレイモードはカートリッジには収録されず、インターネットを介してダウンロードする必要があったり、エディタ「SnapMap」が収録されていないなど、ハードウェアに合わせた若干の制約が存在するようであるが、『DOOM』を携帯機で快適に遊ぶという体験は実現されそうだ。

発表された『DOOM』『Wolfenstein II』はともにBethesdaが採用するゲームエンジンid Tech Engine 6で開発されている。エンジンの研究および最適化が進めば、同エンジンもしくは前バージョンのid Tech Engine 5で開発されている『サイコブレイク』『Dishonered』シリーズがニンテンドースイッチでリリースされるという可能性も高まっていくだろう。

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