『Friday the 13th: The Game』もっこり&セクシーな水着DLC配信開始。シングルプレイ導入に向けたロードマップも


Gun MediaとIllFonicは9月21日、『Friday the 13th: The Game』の最新アップデートならびに有料DLC「Spring Break 1984 Clothing Pack」の配信を開始した。有料DLCはカウンセラーのコスチュームに水着を追加するもので、Steamストアでの販売価格は205円となっている。水着の柄は各種3種類ずつ用意されており、ツーピース型を着用しているキャラクターについては上下別々に柄を設定できる。

水着DLCというと女性キャラクターにスポットライトが当てられるのが常だが、Steamのレビュー欄では「チャドは美しい、とても魅力的なボディだ」「チャドのために買ったよ」「俺たちのチャドがやってきたぜ!」「ティファニーのために買ったけれど、チャドの水着で病みつきになった」など、普段は三枚目ポジションに立っているチャドの引き締まったボディとヒョウ柄パンツに賞賛の声が寄せられている。

脱いだらすごいを体現して見せたチャド

DLCの配信にともないカウンセラーのカスタマイズ画面がアップデートされ、コスチュームの選択が容易になっている。以前から告知されていた8種類のエモートも追加されており、コントローラの場合は十字キー上、キーボードの場合はVキーでエモートホイールを呼び出せるようになった。「どっか行け」「静か」「いいえ」など他のカウンセラーとコミュニケーションを取る上でも、ジェイソンを煽る上でも役に立ちそうなラインナップとなっている。

また9月15日には、シングルプレイ・コンテンツ導入までのロードマップも公開されている。以下のティーザートレイラーでも触れられているように、映画シリーズ4作目「13日の金曜日 完結編」のジェイソンや、映画のロケーションをもとにした「Jarvis House」マップの配信が予定されている(雨天エフェクトの実装も確定)。ロードマップの記載順では、新カウンセラーの追加が「Jarvis House」の後に続いていることから、シリーズ関連キャラクターの登場に期待したいところ。その次にはハロウィーン用パンプキンの絵が描かれており、ここまでに記載した一連のコンテンツが、ハロウィーン・シーズン前に配信されることを意味していると考えられる。パンプキンの真横には「新コスチューム」の項目が並んでいることから、ハロウィーン仕様の衣装が登場する可能性はありそうだ。

シングルプレイ・コンテンツに関してはロードマップにも記載されているように、オフラインBot戦(難易度固定)とバーチャルキャビン(1人称視点のパズルコンテンツ)から成り立つものである。ストーリーキャンペーンを期待していたプレイヤーにとっては肩を落とす内容かもしれない。この点に関してGun Mediaの創設者Wesley Keltner氏はツイッターにて「映画だって物語に力を注いでいたわけではない。シリーズの魅力はジェイソンと殺戮、ときどきオッパイ ;)」と語っている。ストーリーキャンペーンが含まれないのは残念だが、少なくともこの3つには期待したいところである。

なおシングルプレイの実装時期が2017年夏という当初の予定から遅れている点に関しては、マルチプレイの問題解決を優先した結果であり、現在はメンバーを増員してシングルプレイの開発に力を入れているという(関連スレッド)。ロードマップから判断するに配信時期は今冬以降となりそうだ。