『HITMAN – Game of the Year Edition』がSteamで販売開始。開発元Io-Interactiveはシリーズの次回作に言及

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Io-Interactiveは11月8日、ステルスアクションゲーム『HITMAN – Game of the Year Edition』をSteamおよび海外PlayStation 4/Xbox One向けに発売した。Steamでの価格は6774円。本作は、これまで販売されていた『HITMAN The Complete First Season』に、ボーナスコンテンツを追加した完全版だ(既存ユーザーはゲーム内ストアから有料でアップグレード可能)。なお国内コンソール版向けの対応については、販売元のスクウェア・エニックスは今後の発表を待ってほしいと案内している。

追加コンテンツのひとつは新キャンペーンの「Patient Zero」。世界規模のパンデミックが発生する中、ウイルスの拡散を防ぐために戦う4つのミッションが収録される。バンコク、サピエンツァ、コロラド、北海道といった、これまでのキャンペーンの舞台をふたたび訪れることになるが、時間帯やチャレンジの種類、登場キャラクターなどが異なるため、また新たな体験になるとされている。

このほか、『Hitman: Blood Money』からの復刻となるピエロ衣装など3種類のコスチュームと武器が追加。これらは特定の条件下でチャレンジをおこなう「エスカレーション」にも使用され、チャレンジをクリアするとほかのステージでも使用できるようになる。また、UIの調整やライティングの改善などの無料アップデートも配信されているほか、今月中には「Elusive Target」の再登場も予定されている(関連記事)。

Io-Interactiveは2009年以降スクウェア・エニックスの傘下にあったが、今年6月に独立を果たした(関連記事)。それから『HITMAN』においては新たなチャレンジを配信するなどしていたが、本格的な追加コンテンツとしては今回が初めてとなる。同スタジオによると、本作のプレイヤー数は700万人を突破しているそうだ。CEOのHakan Abrak氏は公式サイトで、ファンに対して継続的なサポートへの感謝の言葉を述べている。

そして、自らのIPとなった『Hitman』シリーズの次回作についても言及している。まだ正式には発表しておらず、「HITMAN Second Season」となるのかどうかも分からないが、開発は順調に進んでいるという。シリーズとして初めて導入する新たな要素があるそうで、2018年のどこかで披露するとしている。大手メーカーを離れ、インディーとなった同スタジオがどのような『Hitman』を生み出すのか、期待して待ちたい。

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