『戦場のヴァルキュリア4』PS4/ニンテンドースイッチ向けに発表。美しい水彩イラストで戦場ドラマを描くSRPG新作

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セガゲームスは本日11月20日、『戦場のヴァルキュリア4』を正式発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4およびニンテンドースイッチ。PlayStation 4版は2018年3月21日に、ニンテンドースイッチ版は2018年夏に発売される。PlayStation 4の通常版の価格は税別7990円。10thアニバーサリー メモリアルパックの価格は税別12990円となる。

『戦場のヴァルキュリア』は、セガゲームスが発売する人気シミュレーションRPGシリーズだ。手描き調の水彩イラストがダイナミックに動く「CANVAS」グラフィックにより、戦争を舞台としたドラマが淡く美しく描かれる。また戦闘では与えられたポイントを使い行動する、シミュレーション要素とシューティング要素を併せ持つ「BLiTZ」を特徴としている。

『戦場のヴァルキュリア4』では、こうした「CANVAS」表現はさらに緻密さを増しパワーアップ。アナログの水彩画の研究を進め、絵の暖かさや線描の柔らかさを実現したとのこと。戦闘においてはシリーズ最大規模となるマップが登場し、ユニット数の増加や新兵種の登場など大幅な進化を遂げている。また砲撃により迎撃なども追加されるという。シナリオや世界観だけでなく、戦闘においても没入感を徹底して追求されているという。なお、キャラクターデザインおよび音楽はこれまでのナンバリングタイトルと同様に、本庄雷太氏と崎元仁氏が担当する。

本作の舞台となるのは、征暦1935年のヨーロッパ大陸。大陸は共和国国家連合体「連邦」と専制君主国家「帝国」に二分されていた。連邦は圧倒的な物量を誇る帝国に苦戦を強いられていたが、劣勢を覆すべく帝国の首都を急襲する一大反攻作戦「ノーザンクロス作戦」を発動する。寒い冬の土地にて、主人公のクロードは連邦軍の小隊を率い、仲間とともに逆境を乗り越えるべく奮闘する。トレイラーでは、シリーズの象徴でもあるヴァルキュリア人らしき人物も登場している。

ナンバリングタイトルとしてはPlayStation Portableでリリースされた『戦場のヴァルキュリア』は2011年発売となっているので、約7年ぶりの新作となっている。ナンバリングタイトルとしては第一作目以来の据え置き機でのリリースとなっており、期待が高まる。

10thアニバーサリー メモリアルパックには、第一作目の主人公であるウェルキンやアリシアが所属する第7小隊が登場するDLCやサウンドトラック、イラストブックが同梱される。初回特典にはシリーズでも人気のお嬢様キャラクターであるイーディが登場するDLCが用意されている。また新作の発売にあわせて、PS4向けの第一作目のリマスターが、2018年1月18日より税別1990円で発売されるとのことなので、シリーズ未経験のプレイヤーはこちらからプレイしてみてもいいだろう。

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