米任天堂、amiibo機能を持つ「スーパーマリオ シリアル」を正式発表。箱から『スーパーマリオ オデッセイ』のアイテムが手に入る朝食


ニンテンドー・オブ・アメリカは本日12月1日、「スーパーマリオ シリアル」を正式発表した。アメリカ向けに12月11日より販売される。「スーパーマリオ シリアル」はその名のとおり、ボックスにマリオが描かれているシリアルだ。任天堂とアメリカの食品メーカーであるケロッグ社がタイアップしての発売となる。

最大の特徴は、パッケージのボックスにamiiboの機能を有しているという点。『スーパーマリオ オデッセイ』にてamiiboの読み取り画面に入り、この箱の右下の部分にJoy-Conをタッチすることで、ゲーム内のコインもしくはハートが手に入る。コインもハートもゲーム内では頻繁に落ちており希少性は低いが、朝食として親しまれるシリアルを購入することでゲーム内のアイテムが手に入るのは、面白い試みではあるだろう。箱だけでなく食品にも「マリオらしさ」が加えられているといい、カラフルなパワーアップマシュマロや刺激的なミックスベリーな味なシリアルが楽しめるとのこと。ボックスの裏面には『スーパーマリオ』シリーズの土管を使った迷路が描かれており、遊び心が詰まった製品となっている。

今回の製品の発表について、ニンテンドー・オブ・アメリカの戦略事業部のVPであるTom Prata氏は「ケロッグ社と協力し、任天堂のブランドをユニークな方法で拡大していけることに興奮している。さまざまな人々の笑顔にする機会を見つけたいです、今回の製品は一日の始まりを楽しくする方法だと思います。」と語っている。

ちなみに、このamiibo機能付きのボックスは、期間限定商品になるという。日本ではレベルファイブが『スナックワールド』と連携したお菓子を発売するなど、食品とゲームを連動させた製品はそう珍しいわけではないが、マリオとシリアルの組み合わせにはやや意外性があると言える。今回の製品はあくまでアメリカ向けであるものの、人気次第では各国にて展開していくこともありえるだろう。国内発売については、日本ケロッグの発表を待ちたいところだ。