「ダークソウル風」アクションRPG『Sinner』4月25日発売へ。ボスと戦うごとに「レベルダウン」していく過酷な冒険


中国および香港のゲームパブリッシャー「Another Indie」は12月5日、「Dark Star Game Studios」が開発するアクションRPG『Sinner: Sacrifice for Redemption』を2018年4月25日にリリースすることを発表した。対象プラットフォームはWindows/Mac(Steam)および海外PlayStation 4/Xbox One。販売価格は18.99ドルを予定している。なお「Dark Star Game Studios」は元Ubisoftのアートディレクター、元Blizzard Entertainmentのテクニカル・アーティストといった大手企業出身者が所属している新興のインディースタジオである。

本作は『ダークソウル』シリーズや『ワンダと巨像』にインスパイアされた「ソウルライク」なアクションRPG。死者となり記憶を失った主人公Adamが、七つの大罪を具象化した強敵たちに立ち向かっていく贖罪の物語である。Adamは自らの記憶を取り戻すため、そして己の罪を償うため、犠牲を捧げることとなる。はたして彼が犯した罪とは何なのか。それはボスを倒し記憶を取り戻していくにつれて、徐々に明らかになっていく。またボス戦で主人公が取る行動によって、エンディングが変化する。

モブ敵も登場するが、メインディッシュはあくまでもボス戦。ゲームの構造は「ボスラッシュ」に近い

最大の特徴は、通常のRPGで見られる「レベルアップ」ではなく「レベルダウン」型のシステムを採用している点である。主人公はボス戦に挑む前に能力値のどれかを下げなくてはならない。己の力が徐々に制限され、最後には極限の状態で戦うことになる。弱体化した身体を補うためにも、多彩な武器・アイテムを最大限に駆使する必要が出てくるだろう。

剣戟と回避を中心とした戦闘システム、個性豊かな攻撃を繰り出してくる強大なボス。そして中世ダークファンタジーにゴシックアニメの風味を加えた世界観・ビジュアルも本作の醍醐味のひとつ。ゲームモードは複数用意されるとのことで、リプレイ性にも期待できそうだ。