『Life is Strange: Before the Storm』最終エピソードのトレイラー公開。海外配信は12月20日


Life is Strange: Before the Storm』エピソード3「Hell Is Empty」のトレイラーが公開された。海外向けの配信日は12月20日で、対象プラットフォームはPC(Steam)および海外PlayStation 4/Xbox One。「Hell Is Empty」が本作最後のエピソードとなる(ボーナスエピソードは除く)。

『Life is Strange: Before the Storm』は2015年に発売された『Life is Strange』の前日譚。オリジナルの3年前、16歳当時のクロエが主人公となり、彼女と親しい仲であったレイチェルとの出会いが描かれる。全3エピソード構成となっており、スケジュールは未定ながら国内向けの発売も決定している(関連記事)。開発はオリジナルを手がけた「DONTNOD Entertainment」ではなく「Deck Nine Games」が担当。ゲームエンジンはUnreal Engine 3ではなくUnityを使用している。

「Hell Is Empty」というタイトルは、これまでのエピソードと同様シェイクスピアの「テンペスト(あらし)」とゆかりのある言葉であり、作中の「地獄はからっぽだ。悪魔が総出で攻め寄せて来た」という台詞から来ている。本作におけるクロエとレイチェルの複雑な家庭環境は悪化の一途を辿るばかり。トレイラーでは、Frankの友人でありドラッグディーラーでもあるDamonにナイフを突きつけられるレイチェルや、Joyceと同居生活をはじめたDavidと口論になるクロエの様子が映っている。『Life is Strange』をプレイした方には懐かしいロケーションも。はたしてクロエとレイチェルの物語はどのような結末を迎えるのか。そしてプレイヤーが選んできた言動は物語にどう影響するのか。最終章にて、クロエは人生で最も困難な選択を迫られる。

なお2018年初頭には、デラックス・エディションの購入特典であるボーナスエピソード「Farewell」が配信される。こちらは幼いころのマックスとクロエの物語となる。『Life is Strange: Before the Storm』では米労働組合SAG-AFTRAのストライキにより、オリジナルでクロエを演じたAshly Burch氏が続投できず、新たにRhianna Devries氏が同役に抜擢されていた。だがSAG-AFTRAのストライキが終了したことを受け、ボーナスエピソードではオリジナルの演者が復帰する。Ashly Burch氏はもちろんのこと、オリジナルでマックス役を演じたHannah Telle氏もプロジェクトに参加。まだ純粋無垢だったころのクロエが、そしてなによりマックスと疎遠になる前の仲良し時代の二人が描かれる。